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ドブネズミはペットにできる?安全に飼えるファンシーラットを紹介

更新日:2024年08月15日

野生のドブネズミは案外可愛らしいですが、飼うことは出来るのでしょうか。最近はペットショップでもファンシーラットという名前で販売されています。この記事では、野生のドブネズミとファンシーラットの違い、飼う場合の注意点をまとめています。気になる方はご覧ください。

ドブネズミはペットにできる?安全に飼えるファンシーラットを紹介

7:回し車

ファンシーラットは適度に運動させる必要があります。ストレス解消にもなりますので、ケージの中に回し車を設置して遊ばせてあげるといいでしょう。最近では回したときの音が静かなタイプも販売されています。

注意点としては、ファンシーラットの性格によっては回し車で遊ばない場合もあるということです。ハムスターなどは長い時間回し車を使っているイメージがありますが、ファンシーラットは少し違います。

ファンシーラットは他のことにも興味を持つため、長い時間同じように回し車を使わない可能性があります。しかし、全く回し車に興味を持たない訳ではないので、設置して様子を見てあげることも良いでしょう。

8:かじり木

ハムスターと同様に、ファンシーラットにかじり木は必要なのでしょうか。

必須ではありませんが、げっ歯類であるファンシーラットは、歯が伸びすぎると折れたり食べにくくなって食欲が落ちたりしますので、ウサギやハムスター用のかじり木を与えて、歯を削れるようにしてあげることは良いことです。

かじり木はストレス解消にもなるので、お留守番が長くて一緒に遊んであげられない時間が多い場合にも与えてあげるとかじって遊びます。

必須ではありませんが、興味を持ちそうであれば与えるようにしましょう。

飼育の際の注意点


ファンシーラットを飼育するうえで気を付けたいポイントは、適度な運動をさせてストレスを解消し、こまめに餌を与えて病気にならないようにすることです。遊んであげる時間がとれない場合には、かじり木を与え遊ばせてあげたり、多頭飼いにしてあげたりすると寂しさからのストレスを解消できるでしょう。

ファンシーラットはトイレのしつけも出来ません。どこでも排泄するのでニオイや衛生面が悪くなります。掃除はこまめにしてあげましょう。

日頃から観察し、遊んであげたり声をかけてあげたりと、様子におかしなところがないか気をつけるようにしましょう。

繁殖は責任が取れる範囲内で行う

ファンシーラットの繁殖はつがいを一緒に飼育していれば容易で、生後9週間以上経てば妊娠が可能になります。1度の出産で6~10匹前後の子供を産みます。つがいのまま同じケージに入れておくと、どんどん繁殖してしまうので注意しましょう。

ファンシーラットは社会性が高く、オスもメスの育児を助けてくれます。出産後のメスは疲れているので、栄養のある餌を与えてあげましょう。

出産後の子供に素手で触るとメスを刺激してしまう場合があるので注意します。また、育児放棄する場合もあるので、こまめに様子を見るようにしましょう。

兄弟でも性別が違う同士を同じケージに入れたままにしておくと繁殖してしまうので、時期をみてケージはオスとメスに分けることをお勧めします。

運動不足解消のために散歩させる

ケージの中に回し車を入れて運動させることも大事ですが、ケージの外に出して散歩させることも楽しいのでお勧めです。専用のハーネスを付けて屋外を散歩することも良いですが、危険も多いので部屋の中が比較的安全です。

ファンシーラットを散歩させる場合には、電気コードをかじって感電する可能性があるので、散歩するエリアのコード類は片付け、コンセントがないところにしましょう。

また、ファンシーラットがうっかり食べてしまうと危険なものがないか事前によく確かめるようにします。ビーズなどが転がっていると誤飲してしまう可能性があるので注意しましょう。

ファンシーラットは何でもかじり、意外に狭いところでも入り込めるので、散歩させるエリアで入り込めるような隙間がないか、かじって困るものがないかをよく確認することが大切です。

歯の伸ばしすぎを防ぐ

歯の伸びすぎは、歯が折れたり曲がってしまったり、食欲不振になって弱る場合があります。長さの目安は、上の歯4mm程度、下の歯7mm程度が良いと言われています。

歯ぎしりによって歯を削るようですが、かじり木を入れてあげるなどして、歯が削れるようにしてあげましょう。かじることで、ストレス解消にもなります。

ドブネズミをペット飼育するにはファンシーラットを検討しよう

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初回公開日:2022年11月22日

記載されている内容は2022年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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