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リスは冬眠するの?飼育下のリスが冬眠したときの見分け方と対処法

更新日:2024年10月18日

飼っているリスが冬場に冬眠してしまった時どうしたらいいかを紹介します。普通の睡眠や寒さで衰弱してる状態との見分け方や、起こし方などの対処方法、冬眠しないようにしてあげる方法など、リスの冬眠に関する情報をたくさん集めて紹介します。

リスは冬眠するの?飼育下のリスが冬眠したときの見分け方と対処法

そもそもリスは冬眠するの?

冬眠と聞くと人によっては蛙や蛇などの蛇爬虫類をはじめとした恒温動物のイメージが強いかもしれませんが、リスのような哺乳類の中にも冬眠を行う動物は数多く存在し、最新の研究結果では180種類ほどが冬眠することが確認されています。
室温が10度未満室温が10度以上
リスの冬眠の可能性冬眠の可能性あり冬眠の可能性なし

飼っているリスは冬眠するの?

リスの冬眠の可能性
室温が10度以上冬眠の可能性は低い
室温が10度未満冬眠になる可能性は高い
家で飼育しているリスは、冬眠する種としない種が存在しますが、する種の場合は低温状況になると冬眠しようとします。

冬眠をしない種も、寒さで動きが少なくなったり巣穴に籠ったりして過ごすようになります。

どんなときにリスは冬眠するの?

一番大きな要因は温度で、10度を下回ると冬眠に入りやすい状態になるといわれています。

この温度になるとすぐに冬眠を始めてずっと寝てるのではなく、時折起きたりそもそも冬眠をしなかったりと、同じ種でも個体差はあります。

しかし、寒くなると冬眠を行う可能性がでてくるということは間違いありません。

元々熱い気候の地域に生息している種は冬眠が必要ないため冬眠を行いませんが、冬期に寒さの厳しい地域に生息している種の全てが冬眠をするわけではありません。

冬眠をする特定の種類のリスが低温に晒されると、冬眠を始めます。

飼っているリスが冬眠したら起こしたほうがいい?

リスは本能的に冬眠を始める前に準備を行います。

餌をリスの巣に運んだり、いっぱい食べて脂肪を貯えたりといった準備をすれば冬眠は高確率で成功しますが、そういった準備をしないまま寒さで冬眠が始まってしまうとリスクが高いです。

冬眠をしない前提で普通に飼育していたのであれば、起こしてあげた方がよいでしょう。

冬眠をするにもそこから覚めるにしても、リスの体に大きな変化を与えるため、ストレスの原因になります。

大きなストレスはリスの寿命の低下につながりますので、できるだけ避けるようにしましょう。

飼っているリスの冬眠をどうやって見分ける?

飼育している状況と冬眠が始まる仕組みの両方を知っておくことで、冬眠なのかどうかを見分けることは可能です。

飼い始める時に、そのリスの飼育方法や種類ごとの冬眠の特徴などを覚えるようにしましょう。

室温が低いかどうか確認する

まず初めに室温を確認するようにしましょう。20度以上であればほぼ間違いなく冬眠ではありません。

10度を下回るようだと冬眠の可能性が高く、その温度域の場合、寒さでリスが衰弱してしまっている可能性もあります。

普通に寝ているだけかどうかの判断基準の第一に、温度を頭に入れておくようにしましょう。

複数匹飼っている場合、個体差で冬眠をしないリスが居ることもありますが、寒さは体力の消耗が激しく、ストレスの原因にもつながりますので、温度調節と基準となる10度の部分は常に考えてあげるようにするとよいでしょう。

リスが動いていないか確認する

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初回公開日:2019年07月31日

記載されている内容は2019年07月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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