スローロリス飼育のポイントは｜飼育する際のポイント5選

スローロリスは、体長約20～30㎝、体重約480～600g前後となっています。スローロリスの寿命は、人間が飼育した場合の平均寿命は10年程度となっています。

しかし、野生のスローロリスは15年程生きるものも存在します。このことからわかるように、人間が飼育することでストレスを感じてしまう子がいます。

したがって、スローロリスを飼育するにあたり、注意することがたくさん存在します。それらを紹介していきます。

スローロリスは平成19年6月に開催されたワシントン条約第14回締約国会議における改正により、現在絶滅の恐れがある動物とされており、保護されるべき動物の対象になっています。

したがって、国内で繁殖された個体か、里親としての譲渡で購入、または専門店では、登録したのちに販売されるといった手続きが必要なため高価になっています。

平均取引価格は200,000円から1,000,000円の間となっています。犬や猫などと比べると5倍～10倍の値段がします。

スローロリスを飼育するにあたって、必要なものはケージ、餌餌入れ、給水器、止まり木、巣箱、ペット用ヒーターなどが必要になります。

継続費用としてかかるのはエサ代と果物代が主になります。また寝床や木などは消耗品のため定期的に買い換える必要があります。

スローロリスの寿命の平均は15年と言われています。これは野生で生息しているスローロリスの場合です。人間が飼育した環境下では10年程度と言われています。

なぜこのような差が生まれてしまうかと言うと、スローロリスは非常にストレスを感じやすい動物であります。

そのため、飼い主の方が知らないうちにストレスを与えてしまったり、飼育されるという環境下においてストレスを受けることによって、死んでしまう子達がいるため、平均寿命が少し短くなっています。

そうならないためにも飼育には正しい知識が必要です。

スローロリスは、野生の場合、長い舌を使って、木の樹液を吸ったり、昆虫を食べたりして生活しています。しかし、飼育する場合は樹液や昆虫などを定期的に与えることは厳しいです。

スローロリスは基本的に雑食なので市販のモンキーフードと呼ばれるものを与えますが、それたけでは栄養価が足りないため、リンゴやバナナなどのくだものや野菜、昆虫もあげましょう。

ここでは、スローロリスを飼育する際のポイントとして「食事」「睡眠,」「トイレ」「騒音」「他のペットと一緒に飼うこと」を紹介していきます。

特に食事、睡眠、トイレは毎日することであるため非常に注意してあげましょう。