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サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介

更新日:2024年01月21日

上級者向けのペットと思われがちのサバンナモニターの飼育方法をご存じでしょうか。本記事ではサバンナモニターの生態や特徴、飼育時に必要なものから飼育方法まで初心者でも分かるよう紹介しています。サバンナモニターの飼育に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

サバンナモニターの飼育方法|必要なもの一覧とくわしい生態を紹介
「サバンナモニターっていう大きなトカゲがかっこいいらしい」
「サバンナモニターの飼い方が知りたいけど難しい?」
「飼育する時に気を付けた方が良いことはある?」

エキゾチックアニマルと呼ばれるペットが今大変人気ですが、中でも恐竜のような見た目をしたオオトカゲ、サバンナモニターが注目を集めています。

この記事では、サバンナモニターの生態や性格、飼育に必要なものから飼育方法、馴らし方まで丁寧に解説しています。この記事を読めば、爬虫類の飼育が初めての方でもサバンナモニターの飼育に必要なこと、飼育後のイメージがあらかじめ持てるため安心です。

ただし、気軽に育てるには注意が必要なのがサバンナモニターです。なんとなくサバンナモニターを買ってみようかな、と思っている方も本気で買いたい、と思っている方も最後まで読んでみてください。

サバンナモニターとは?



爬虫類の中でもサバンナモニターは大型の部類に入るアフリカに生息するオオトカゲの一種です。大きくてごつごつとした見た目で人間に甘える姿はとてもかわいらしいです。

飼育自体も比較的簡単で、爬虫類初心者でも手軽に始められます。飼育下の状況は生物にはストレスがつきものですが、彼らのルーツや生活環境を学んでおくことで、生物にとっての心地良い環境を知る手助けになります。

生息地と活動時期

サバンナモニターは、主にアフリカ大陸のサバンナ地帯や赤道近くの高温地域を生息地とする地上棲の生物です。サバンナ地帯には、雨季と乾季の2つがあり、雨季である3月~6月頃と10月~12月頃に活動します。

この時期に栄養を蓄えておき、乾季には穴の中で眠り、餌となる動物や昆虫たちのいない厳しい乾季を乗り越えるのです。

また、オスメスの見分け方は専門家でも難しく、どうしても知りたい方は動物病院で調べてもらいましょう。

大きさ

サバンナモニターの大きさは平均して90cm前後とされ、1mを超える個体もいます。サバンナモニターは、他の大型の爬虫類と比べて尻尾がおよそ4分の1を占めるため、さほど大きさを感じさせません。

サバンナモニターを飼育する際は、他の爬虫類と比べてある程度の広さが必要になってきます。

性格

サバンナモニターの性格は一般的には気性が荒いと言われていますが、個体の性格や飼育環境、その時の体の状態によります。

人になつく大人しい個体や臆病なもの、気性が荒いものまで様々ですが、凶暴になる原因は、ストレスのある環境と空腹時が挙げられるでしょう。

食性

サバンナモニターは、サバンナ地帯の厳しい環境を乗り越えるために雨季の活動期間に多くの獲物を取り、栄養を蓄えておく必要があります。

肉食性ですが、昆虫や鳥類とその卵、ムカデなどの節足動物、カタツムリなどの軟体動物、陸棲の貝類など様々なものを食べます。

寿命

野生下では平均寿命が20年ほど、飼育下では平均10年ほど、短いと5〜6年ほどとされています。

これらの寿命の大きな違いは、これには野生下と飼育下ならではの環境の違いや飼育方法が原因とされています。

人気のモルフ

サバンナモニターには珍しいモルフ(種類)がありますが、希少なモルフほど流通量が少ないため、当然入手が困難で高額になる傾向があります。

パステルやハイポと呼ばれる、通常のサバンナモニターよりも色が明るいものや、アルビノと呼ばれる全身が白く赤い瞳のモルフも人気です。

サバンナモニターの入手方法



サバンナモニターは爬虫類の中でも大型ですが、ペットショップやオンラインで購入できるのでしょうか。それとも特別な場所に行かないと入手できないのでしょうか。

以下では、サバンナモニターの販売場所やおおよその価格、購入するのに良い時期を紹介しています。

販売している場所と価格

サバンナモニターは爬虫類販売店や爬虫類即売会で購入できます。なお、爬虫類の通販は禁止されているため、そもそもオンライン購入はできません。

価格はベビーで5,000円~、アダルトで10,000円~が相場です。希少なモルフは値段も上がります。同じオオトカゲでもアオジタトカゲに比べてお値打ちで、金額的には気軽に買えるペットでしょう。
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初回公開日:2022年06月02日

記載されている内容は2022年06月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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