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アルゼンチンテグーの飼育方法|性格や寿命などもくわしく解説

更新日:2024年01月22日

魅惑の大型爬虫類、アルゼンチンテグーをご存知でしょうか。黒と白の特徴的な体色とつぶらな瞳がキュートなアルゼンチンテグーですが、日本では脱走事件の方が有名かもしれません。そんな彼らの生態や飼育方法をまとめました。これから飼育をお考えの方はぜひ役立ててください。

アルゼンチンテグーの飼育方法|性格や寿命などもくわしく解説
「アルゼンチンテグーを飼育するにはどのようなものが必要なの?」
「アルゼンチンテグーは飼育に向いているの?」
「アルゼンチンテグーはどのような病気にかかる可能性があるの?」
このようにアルゼンチンテグーを飼育する際に発生する悩みによって、躊躇している方はいらっしゃいませんか?

本記事ではアルゼンチンテグーの種類から飼育に必要なもの、飼育方法などをご紹介します。またアルゼンチンテグーの習慣から起こる注意するべき病気もまとめています。

この記事を読むことで、アルゼンチンテグーを飼育するイメージを考え、飼育する際は、どのようなことに注意をすることで、1日でも長く一緒に過ごすことができるのかが分かります。

アルゼンチンテグーの飼育を考えている方は、ぜひ本記事をチェックし、アルゼンチンテグーの育て方の参考にして下さい。

アルゼンチンテグーってどんな生き物?

アルゼンチンテグーとは「テユー科」に分類される大型トカゲ類の仲間です。日本では2021年に岡山県のマンションで飼育されていた個体が脱走した事件で一躍有名になりました。

ここではアルゼンチンテグーがどういった生き物なのかを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

生息地

アルゼンチンテグーは南米の東部から中部を原産とする種です。名前にアルゼンチンの国名を冠しますが、ブラジルやパラグアイ、ウルグアイなどにも生息しています。

生息環境は熱帯雨林から半砂漠まで幅広く、水場の近くを好みます。

米国南部では、原産国である南米からペットとして輸入されたアルゼンチンテグーの野生化が問題視されています。アルゼンチンテグーは巣穴を掘る性質を持つため、本来の生育環境とは異なる気候でもある程度適応し、生き残ることができると言われています。

見た目と大きさ

孵化まもないアルゼンチンテグーは美しいエメラルドグリーンをしていますが、成長と共に色が代わり、最終的には黒と白のまだら模様に変わります。そのため、アルゼンチンブラックアンドホワイトテグーとも呼ばれています。

生体の大きさは、オスの最大が120センチから140センチと言われ、メスの場合は90センチ近くまで成長します。成熟した個体の場合、大きさはもちろんのこと、顎や尾の付け根の形状から容易に雌雄を判別できます。

性格

大きな体とは対照的に、アルゼンチンテグーは危険性の低い生き物です。しかし、食に貪欲なため、空腹時には噛みつく恐れもあります。生体の顎の力は大変強力ですので、噛みつかれないよう注意しましょう。

人に積極的に危害を加えるおそれのある動物は、特定動物に指定され飼育許可が必要となりますが、アルゼンチンテグーの飼育に許可などは必要ありません。

なお、どの生き物にも言えることですが生物には個体差があり、中には乱暴な性格の個体もいますから、日々の世話には注意を払うようにしましょう。

食性

野生下でのアルゼンチンテグーは、幼体のころに昆虫やクモ、カタツムリといった無脊椎動物を捕食します。

体が大きくなるにつれタンパク質を多く求めるようになり、魚や他のトカゲ類、小動物など、様々な脊椎動物を捕食するようになります。時には果物類を口にすることもあります。

飼育下ではタンパク質を中心とした内容で給餌が行われますが、バナナやブドウ、マンゴーといった果物を食べる個体もいるそうです。

寿命

適切な飼育環境にあるアルゼンチンテグーは15年から20年ほど生きると言われています。

しかしながら、食生活の偏りや飼育環境から短命に終わる場合もありますので、日ごろの世話にはなるべく気を配るようにしましょう。

アルゼンチンテグーの入手方法

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初回公開日:2022年06月11日

記載されている内容は2022年06月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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