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オニプレートトカゲの飼育方法|生態から餌の与え方まで詳しく紹介

更新日:2024年07月09日

オニプレートトカゲは爬虫類の中でも人気で、ペットとして飼ってみたい方も多いでしょう。本記事では、オニプレートトカゲの特徴や生態、餌の与え方などの飼育方法や飼育に必要なアイテムまで紹介しています。オニプレートトカゲの飼育に興味がある方は参考にしてみてください。

オニプレートトカゲの飼育方法|生態から餌の与え方まで詳しく紹介
基本的には、オニプレートトカゲの出身地であるアフリカの気候に似た環境をつくるよう心がけましょう。

温度は27℃前後を基本とし、夜は少し低めの23℃程度を目安にしますが、同時にバスキングライトやUVライトの明るさも暗めに調整します。また、バスキングスポットは約35℃に設定し、飼育スペースの3分の1くらいをとるようにします。

湿度は約30%に調整し、乾燥しすぎないよう湿度にも注意を払いましょう。

多頭飼いする際の注意点

オニプレートトカゲは同じオニプレートトカゲ同士なら多頭飼いが可能な爬虫類です。ただし、普段はおとなしいですが、繁殖期には縄張り争いで攻撃的になるため、同じ性別のものを飼うようにします。

ケージの広さは120cmくらいのものを用意すれば2~3頭は飼育可能です。

オニプレートトカゲのハンドリング



オニプレートトカゲを飼う目的のひとつがハンドリングしてかわいがりたい、という方も多いのではないでしょうか。YouTubeやInstagramなどのSNSで大きな爬虫類が飼い主にべったりとしがみついている様はとても愛らしく感じます。

しかし、方法を間違えるとハンドリングを嫌がって、かえってストレスを与えることがあります。ここでは、ハンドリングの方法や気をつけるべきポイントを紹介していきます。

飼育者に馴れてから行う

人なつっこいオニプレートトカゲといわれる反面、臆病で神経質とも言われるオニプレートトカゲです。成長した状態でアフリカからやってくるため、基本的に人馴れしていません。

その状態でいきなり触れると警戒するため、まずは餌やりのときを利用して飼育者の匂いに馴れさせるようにします。ハンドリングのための次のステップに移ります。

行うときは頻度と持ち上げ方に気を付ける

ハンドリングを行うときはまずは背中をさすってみて様子をうかがい、警戒している様子がなければ腹からすくうようにして持ち上げます。初めは多少暴れるかもしれませんが、徐々におとなしくなります。

ただし、個体によってはハンドリングを嫌がることがあるため10分程度の短時間を週に2回程度にとどめておきましょう。

触った後は手洗いを行う

爬虫類全般にいえることですが、サルモネラ菌を保有しているため、オニプレートトカゲに触った後は必ず手洗いを行います。

人馴れさせるために自分の匂いを覚えさせたいと素手で触るのはいいですが、一度サルモネラ症に感染すると発熱や下痢、嘔吐などの症状が数日間続くため、注意が必要です。

オニプレートトカゲに直接触れていなくても器具などに菌が付着している可能性があるため、飼育後は必ず手洗いしましょう。

オニプレートトカゲの食欲不振



元々おとなしくじっとしていることも多いオニプレートトカゲですが、食欲不振のときはまずは温度や湿度を見直します。

温度や湿度が低いと体の消化活動が十分行われず、胃の中で餌が腐ってしまうため温度と湿度調整はきちんと行いましょう。

メスの場合、温度や湿度に問題がなければ卵詰まりしている可能性があるため、病院へ連れていきます。

正しい飼育環境と方法でオニプレートトカゲを飼育しよう



オニプレートトカゲは、おとなしく扱いやすいうえに、餌も選り好みせずよく食べるため初心者には特におすすめのペットです。

しかし、ケージ内の温度や湿度、衛生管理を怠るとオニプレートトカゲの命に関わることもあります。日々、飼育環境や飼育方法もちろん、オニプレートトカゲを観察しながら、オニプレートトカゲとの生活を楽しんでみませんか。

初回公開日:2022年06月16日

記載されている内容は2022年06月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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