ニホントカゲの寿命はどのくらい?餌や適した温度など飼育方法について
更新日:2024年07月09日
前述したように、ニホントカゲの幼体は天敵から身を守るために非常に鮮やかな青色の尻尾を持っています。
その鮮やかな青色と金属光沢をもつ鱗により、光の加減で虹色にも見えることから「ニジイロトカゲ」とも呼ばれます。
その美しさから、「見た人に幸運をもたらす」という迷信もあるようです。
その鮮やかな青色と金属光沢をもつ鱗により、光の加減で虹色にも見えることから「ニジイロトカゲ」とも呼ばれます。
その美しさから、「見た人に幸運をもたらす」という迷信もあるようです。
天敵について
ニホントカゲの天敵は、イタチやタヌキなどの哺乳類やモズやタカなどの鳥類、ヘビなどの爬虫類とさまざまです。
反撃の手段を持ちませんが、天敵が多く狙われやすい生き物のため敏捷性に優れています。
反撃の手段を持ちませんが、天敵が多く狙われやすい生き物のため敏捷性に優れています。
ニホントカゲとニホンカナヘビを見分ける方法
昨日からニホントカゲ飼い始めました。
— 爬虫類飼育者 (@f_m5e) June 14, 2022
アドバイスがあれば教えていただけたら幸いです。 pic.twitter.com/QU2ERHLMgI
ニホントカゲとニホンカナヘビはよく似ており、「ニホントカゲを見た!」という方でも実はニホンカナヘビだったという事例がしばしば見受けられます。
これらを見分ける方法は3つあり、「鱗の光沢の有無」、「尻尾の長さ」、「首と胴体のくびれ」で見分けられます。
まず鱗を見てみましょう。ニホントカゲはギラギラとした金属光沢のある滑らかな鱗を持っていますが、ニホンカナヘビは光沢がないザラザラとした鱗を持ちます。
次に尻尾の長さですが、ニホントカゲは全長の半分程度の長さなのに対し、ニホンカナヘビは全長の2/3ほどの長さを持ちます。
最後に胴のくびれの有無です。ニホントカゲにはくびれが無く、ニホンカナヘビにはくびれがあります。
以上の3点を踏まえて観察すれば、ニホントカゲとニホンカナヘビを間違えなくなるでしょう。
ニホントカゲの3分類
今日も捕まえられなかった。
— でこぽこ|バナーとLPデザインしてます。 (@Okaaasan333) June 12, 2022
(でもピクミンは捗った)#ニホントカゲ #PikminBloom pic.twitter.com/8RKimbiilQ
実はニホントカゲと呼ばれているトカゲは、3つに分類されています。
見た目が非常に似通っているため同種と考えられてきましたが、近年の研究により違う種であることが判明しました。
現在分類されているのは「ヒガシニホントカゲ」、「ニホントカゲ」、「オカダトカゲ」の3種類になります。
1:ヒガシニホントカゲ
東日本や北海道に生息するものをヒガシニホントカゲと呼びます。
ヒガシニホントカゲは地面にお腹をつけて歩くことと、頭の鱗の付き方の違いでニホントカゲと区別できるようですが、かなり似ているので識別は難しいようです。
ヒガシニホントカゲは地面にお腹をつけて歩くことと、頭の鱗の付き方の違いでニホントカゲと区別できるようですが、かなり似ているので識別は難しいようです。
2:ニホントカゲ
琵琶湖より西の本州、四国九州や周辺の島々に生息するものをニホントカゲと呼びます。
前述したように、ヒガシニホントカゲとの見分けはかなり難しいので、生息地域によってニホントカゲかヒガシニホントカゲかを決めているようです。
前述したように、ヒガシニホントカゲとの見分けはかなり難しいので、生息地域によってニホントカゲかヒガシニホントカゲかを決めているようです。
3:オカダトカゲ
伊豆半島~伊豆諸島に生息するトカゲをオカダトカゲと呼びます。
オカダトカゲは、幼体が胴にはっきりしたストライプが無いこと、鱗の列数が異なることで判別できます。上記2種は24~28列ですが、このトカゲは26~30列と鱗の列数が多いのです。
オカダトカゲは、幼体が胴にはっきりしたストライプが無いこと、鱗の列数が異なることで判別できます。上記2種は24~28列ですが、このトカゲは26~30列と鱗の列数が多いのです。
ニホントカゲの飼育に必要なもの
いざニホントカゲを飼育しようとしても、何を用意したらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。飼育場を屋外にするか屋内にするかでも選ぶ機材は変わってきます。
ここではニホントカゲの飼育に必要なアイテムを紹介していきます。
ここではニホントカゲの飼育に必要なアイテムを紹介していきます。
- 紫外線ライト
- バスキングライト
- 水入れ
- 飼育ケース
- 蓋
- 床材
- 石
- 流木
飼育に必要なもの①紫外線ライト
ニホントカゲは日光浴が好きな生き物なので、屋内で飼育する場合は紫外線ライトの設置が必要です。
屋外で飼育する場合は必要ありませんが、日の当たる場所に飼育ケージを設置しましょう。
屋外で飼育する場合は必要ありませんが、日の当たる場所に飼育ケージを設置しましょう。
初回公開日:2022年06月22日
記載されている内容は2022年06月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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