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インドシナウォータードラゴンの飼育方法は?必要な道具も紹介

更新日:2024年07月11日

インドシナウォータードラゴンの飼い方についてお悩みはないでしょうか。この記事では、インドシナウォータードラゴンの飼育に必要な道具を紹介し、飼育するうえでの注意点にも触れています。インドシナウォータードラゴンを飼ってみたいという方はぜひチェックしてみてください。

インドシナウォータードラゴンの飼育方法は?必要な道具も紹介
インドシナウォータードラゴンは一日の大半を木の上で過ごすので、流木を使って快適な環境をつくります。いくつかの流木を組み合わせて立体的に移動できるようにしましょう。

天然の流木を使うことで自然な環境を作れますが、全て天然流木にすると費用がかかります。人工物でも問題はありません。

飼育に必要なもの⑨ソケット

紫外線ライトとバスキングライトを点灯させるために、二つのソケットが必要です。

クリップスタンドタイプのソケットは、ケージのサイドに挟んで使います。簡単に高さを調節できますが、重力でずれやすいというデメリットがあります。

ライトドームタイプは上から吊るして照射します。この場合は吊るすスタンドが別に必要です。ドームタイプは安定性がありますが、照射範囲が広いため、小さいケージでは全体が熱くなってしまうというデメリットがあります。

飼育に必要なもの⑩ピンセット

ピンセットはひとつ持っておくと便利です。餌やりの時に手からあげると噛まれることがあります。大人のインドシナウォータードラゴンに噛まれるとかなり痛いので、ピンセットを使うと安全です。

ステンレス製や、竹製、樹脂製のものがあり、餌用ピンセットは先端が丸まっています。餌をあげる用と糞を片付ける用というように、別のピンセットを使う方が衛生的です。

インドシナウォータードラゴンの飼育方法

爬虫類は飼育環境の管理が大切ですが、温度や湿度、餌について具体的にみていきましょう。

元気がないなど、いつもと違うようすが見られた場合は、温度・湿度やライトが正しく設定されているかどうか確認しましょう。

餌について

インドシナウォータードラゴンの餌はコオロギやデュビアなどの虫と人工餌に分けられます。

インドシナウォータードラゴンは人工餌を比較的よく食べると言われています。しかし人工餌のみでは飽きることが多く、食べるかどうかは個体差もあるため、虫と併用する場合がほとんどでしょう。

昆虫だけではカルシウムが不足するため、カルシウム剤を添加してから与えます。

飼育に適している温度と湿度

インドシナウォータードラゴンが生息する熱帯雨林は、高温多湿の環境です。

ケージ内の温度は23から28度の間で安定させます。基本温度は26から28度、ホットスポットが35度前後、夜間は23から25度程度が最適です。

湿度は65から75%を維持しましょう。霧吹きがあると便利です。ほかにも寒い時期は保温器具を併用します。特に幼体の頃は、環境の変化に敏感なので安定させるようにしてください。

病気について

くる病はカルシウム不足から起こる、インドシナウォータードラゴンに多い病気です。症状には背骨や尻尾、手足の変形、顎の軟化などが見られます。進行すると四肢の麻痺、骨折が起こり、骨の増殖によって下顎が腫れることもあります。

脱皮不全は、湿度の不足によって脱皮がスムーズにいかないことが原因です。残った皮膚が血行障害を起こすことがあり、それが虚血性壊死を招くと、まぶたや指先、しっぽが脱落してしまうことがあります。

脱皮について

爬虫類には乾燥を防ぐため、衝撃から身を守るための鱗があります。脱皮とはこの鱗が新しく生まれ変わることです。脱皮の頻度は気温や湿度、健康状態などによって変わりますが、夏の暑い時期に多くなります。

インドシナウォータードラゴンは、ヘビとは違い体節で脱皮するので、全身がポロポロと剥がれていきます。

飼育していると目にすることができる行動

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初回公開日:2022年07月23日

記載されている内容は2022年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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