エボシカメレオンのオスとメスの見分け方!飼い方もあわせて紹介
更新日:2024年07月17日
エボシカメレオンの飼い方
飼いやすいと言われている種類であっても、飼育時に気をつけておく点はいくつかあります。エボシカメレオンが寿命を迎えるまで快適に過ごせるよう配慮し、丁寧に管理していきましょう。
ここでは、飼育する上で大切なポイントを紹介していきます。
ここでは、飼育する上で大切なポイントを紹介していきます。
必要な飼育スペース
オスのエボシカメレオンは成長すると全長60cm以上になります。幼体の頃は小さめのケージで問題ありませんが、成長するにつれて広い飼育スペースが必要になっていくでしょう。
成体の飼育には幅と高さに余裕があり、動きを妨げず自由に立体活動ができるケージを準備しましょう。
成体の飼育には幅と高さに余裕があり、動きを妨げず自由に立体活動ができるケージを準備しましょう。
食べるもの
エボシカメレオンは肉食性に傾いた雑食性で、野生下では昆虫類などを中心に食べます。飼育時は、主に市販のコオロギやミルワームを餌にしましょう。
副食としてリンゴやレタスなど手に入りやすい果物や野菜を与えます。動かないものは、餌と分かるようピンセットで挟み動きをつけて食べさせましょう。
副食としてリンゴやレタスなど手に入りやすい果物や野菜を与えます。動かないものは、餌と分かるようピンセットで挟み動きをつけて食べさせましょう。
快適に過ごせる温度
温度調節はエボシカメレオンが生息していた地域に合わせましょう。日中、ケージ内の温度が26℃ほどになるよう、寒い季節はヒーターなどを利用して温度を上げます。
夜は生息している環境と同様に温度を下げましょう。冬場は20℃以下にならないよう、温度の下げ過ぎに注意してください。
夜は生息している環境と同様に温度を下げましょう。冬場は20℃以下にならないよう、温度の下げ過ぎに注意してください。
水の与え方
水は爬虫類用のドリップボトルか霧吹きを使い、水滴を作って与えます。エボシカメレオンは動きのあるものにだけ反応するため、動いていないと餌や水を認識できません。
容器から水を飲ませたい場合は、魚の飼育に用いるエアレーション装置を利用すると、水の表面を動かせます。
容器から水を飲ませたい場合は、魚の飼育に用いるエアレーション装置を利用すると、水の表面を動かせます。
掃除の頻度
ひと月に一度はケージ内を掃除し、清潔な環境を保ちましょう。不衛生な状態で放置しておくと、環境の悪化により体調を崩すおそれがありますが、小まめに掃除しすぎてもストレスを与えてしまいます。
生餌が死んで臭いが漂っている時には、汚れだけでなく臭いも一緒に取り除くよう心掛けましょう。
生餌が死んで臭いが漂っている時には、汚れだけでなく臭いも一緒に取り除くよう心掛けましょう。
エボシカメレオンを飼う際に必要なもの
エボシカメレオンを飼うには、飼育アイテムを揃えて環境を整える必要があります。日本の気候を考えながら、生息地に近い環境を作っていきましょう。
ここからは飼育前に準備しておくものと、必要な理由を1つずつ説明していきます。
ここからは飼育前に準備しておくものと、必要な理由を1つずつ説明していきます。
- ケージ
- 登り木
- 床材
- ヒーター
- ライト
- サーモスタット
ケージ
ケージは成体の大きさや樹上性であることを考え、幅と奥行きが45cm以上、高さ60cm以上のものを選びます。
蒸れやすいアクリルやガラス製の水槽型ケージよりも風が通るメッシュケージや鳥かごを利用するといいでしょう。鳥かごはメッシュケージよりも中が見やすく、観察に適しています。
蒸れやすいアクリルやガラス製の水槽型ケージよりも風が通るメッシュケージや鳥かごを利用するといいでしょう。鳥かごはメッシュケージよりも中が見やすく、観察に適しています。
初回公開日:2022年08月13日
記載されている内容は2022年08月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。