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ミシシッピニオイガメの大人はどれくらいの大きさ?飼育方法について

更新日:2024年01月31日

ミシシッピニオイガメを飼いたいと思っていませんか?本記事では、ミシシッピニオイガメの住んでいる環境や性格、特徴の紹介や、ペットとして飼う場合の方法や注意点の説明をしています。ミシシッピニオイガメに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

ミシシッピニオイガメの大人はどれくらいの大きさ?飼育方法について
「ミシシッピニオイガメを育てる水槽はどのくらいの大きさがいい?」
「どのような用品が必要なの?」
「ほかの魚やカメと一緒に水槽へ入れても問題ない?」
このようにミシシッピニオイガメの飼い方がよくわからず、飼育するのを悩んでいる方はいらっしゃいませんか。

本記事ではミシシッピニオイガメのもともとの生活環境や、性格や特徴、飼育する際に注意するポイントなどの説明していきます。

また、飼育する際に必要な用品や便利なアイテムの紹介をし、実際に飼育する際の適した環境づくりや日々の管理のコツも紹介しています。

記事を読むことで、ミシシッピニオイガメを飼育する際の不安や疑問がなくなるでしょう。

自宅でミシシッピニオイガメを育ててみようと考えている方はぜひ役立ててください。

ミシシッピニオイガメとは?

ミシシッピニオイガメは小型のカメの仲間です。
SNSや動画配信サービスでも最近よく見かけるようになり人気が高まっています。

飼養管理も小型のカメなのでしやすく、他の爬虫類に比べるととても飼いやすいのが特徴です。
甲羅は子亀の頃は筋状の盛り上がりがあり、大人になるにつれ丸みのあるかわいいつるつるしたものになります。また色も黒から徐々に薄くなり茶色に変化していきます。

価格もお手頃で購入しやすいのも人気の理由です。飼育時にかかる水槽などの初期費用や日々の管理にかかる費用も少なくお手頃です。

体長

ミシシッピニオイガメはペットとして飼われているカメの中でも小型の種類です。
大人になっても約13㎝程度の手のひらサイズでこれ以上大きくなることはありません。
ただし、一般的に販売されている生体は子ガメの場合が多く、飼育して大人に成長していきます。

個体差はありますが飼育を始めて約1年で6㎝程の大きさになる場合が多く、おおよそ2年の歳月をかけて大人になり約10㎝を超えてきます。
大人になっても他のカメに比べ小さめなので、カメを飼う入門編として良いでしょう。

生息地

ミシシッピニオイガメは、アメリカの中央部から東部に分布しているほか、カナダにも分布しています。

主に河川や湖、沼など流れが緩やかな水際に生息しています。
暖かい地域に生息しているものは一年中行動しますが、寒い地域に生息しているものは冬眠し冬を越します。

夜行性で一日のほとんどを水中で過ごし、日光浴をあまりおこないません。

性格

ミシシッピニオイガメの基本的な性格は、ペットとして飼われているカメの中でも大人しいほうです。

大人になるにつれ他の種類の魚や爬虫類との混泳は難しくなり、約5㎝を超えてくると気性が荒くなるでしょう。

すべてのカメが人に慣れるわけではないく、個体差があります。
また野生の個体を捕まえた個体と、飼育繁殖した個体がいます。

野生の個体を「WC」といい、繁殖個体を「CB」といい、繁殖個体「CB」のほうが人に慣れやすく温厚な傾向にあるでしょう。購入時はチェックしてみましょう。

なおペットとしての基本の性格は温厚なので、人に危害を加えることは少なそうです。

寿命

ペットとして飼われているミシシッピニオイガメの寿命は、平均で約15年といわれています。
中には20年以上生きていた飼育記録があり、野生化では30年以上生きているといわれ、さらに50年以上生きたという記録もあるのです。

大事に育て、ミシシッピニオイガメのストレスの少ない飼育環境を提供できれば、きっと長生きするでしょう。
長生きする為、飼育を始める際は生涯飼養を考える事が大切です。

脱皮する

ミシシッピニオイガメなどの爬虫類は脱皮し大きくなることが一般的です。

ミシシッピニオイガメは甲羅がある爬虫類の仲間なので、甲羅の皮が脱皮します。
カメの脱皮は数日かけて徐々に甲羅の皮が1枚ずつ剥がれていくイメージです。

剥がれるスピードが遅い為に剥がしてあげたくなりますが、無理やりはがすことはせずに見守ってあげましょう。

剥がれていくところが白くなりますが病気ではありません。しかし、稀にきれいに剥がれずにカビなどが発生した事例もあります。
様子がおかしいと感じたら病院や購入したペットショップなどに相談しましょう。

冬眠する

ミシシッピニオイガメは寒さに強いカメですが冬眠する場合があります。

飼育環境や水温が下がることで冬眠する場合があるのです。
冬眠してしまってもしっかり管理すれば問題はありません。

通常冬眠前は餌きりをし、冬眠する場所の整備をします。そして静かな場所においておくのが理想です。
しかし、冬眠はカメの負担が大きく冬眠前後の管理も難しいためあまりおすすめはしません。

秋ごろから水中ヒーターなどで加温し冬眠させないようにするほうがカメの負担を考えると無難です。
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初回公開日:2022年09月01日

記載されている内容は2022年09月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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