ミシシッピニオイガメの大人はどれくらいの大きさ？飼育方法について

ミシシッピニオイガメは、危険を感じると後足にある臭腺から臭いのある分泌液を出しますが、飼育下でニオイを発することはほとんどないでしょう。

よくカメが臭いといわれていますが、ニオイの原因は水槽内の水や砂にあります。
必ず定期的に水の入れ替えや掃除をするようにしましょう。

毎日水の入れ替えをする事で飼育環境も清潔に保つことが出来ます。
結果的にカメの健康も維持できるので、ニオイの対策も踏まえ水槽の水の入れ替えをしましょう。

ミシシッピニオイガメは大人になっても約13㎝と手の平サイズでカメの中でも小さい種類に入ります。

ペットとして流通しているカメの中でも小さく、飼育しやすい印象です。
小さい種類なので、飼育環境の水槽のサイズも小さめで問題ありません。

販売されている段階ではまだ子ガメの場合が多くおおよそ2年の歳月をかけて大人になります。
大人になっても他のカメに比べ小さめでかわいいのが特徴です。

先述したとおり、ミシシッピニオイガメは大人の大きさでも約13cm程度で大きくなることはありません。

水槽などの生活スペースになるものは大きなものを用意する必要もなく、他の爬虫類やカメと比べると小さめでよいでしょう。

約2年で大人の大きさになるので購入時から大人でも使える大きさの物を選ぶとよいでしょう。

一般的に爬虫類やカメは赤外線ライトやバスキングライトが必要な種類が多くいますが、ミシシッピニオイガメはライトが不要な種類です。

子ガメのうちは赤外線ライトがあるとよいといわれることもありますが、基本的に水中で生活するので飼育環境の温度調節は水中ヒーターで加温します。

大人になっても小さくかわいいので生活に必要な用品も小型で済み、初期コストも少なく済みます。

ミシシッピニオイガメはフン量が多く水が汚れやすいので注意が必要です。水質の悪化は病気や食欲不振などあらゆる体調不良に直結します。

しかし、ミシシッピニオイガメの飼養環境は水深が低いので使用できるフィルターが限られます。

もともとの生息環境から激しい水流も苦手なので水流が直接カメにあたらぬように水流を穏やかに速さを変えたり、水の出る方向を調節できるものを使用したりすると良いでしょう。

他には水槽内に入れるだけで水質を改善できるタイプなどがあります。こちらは安価で使いやすいですが水流のタイプのフィルターに比べ水質の洗浄効果は期待できません。

水質維持は手間にはなりますが、毎日の水替えをする方が清潔を保てます。

ミシシッピニオイガメは小さい種類のカメなので、比較的小さな水槽で飼育が可能です。

子ガメのうちは簡易的なプラスチックケースでも可能ですが、大人になった場合は最低でも45㎝の水槽が必要です。
水中でアクアリウムを楽しみたい方は60㎝以上の水槽がよいでしょう。

水槽内の水の深さよりも平面での面積が重要になるので、奥行きが狭いスリム水槽は使用しない方が無難です。
逃走防止や水槽内に異物が入るのを防ぐ観点から蓋つきの水槽がよいでしょう。

約2年で大人になるので、初期購入時に大人になっても使えるサイズの水槽を購入するのがオススメです。

水槽に合わせた水槽台も設置場所を考えピッタリのものを選びましょう。
カラーボックスなど水槽専用でない台を使用すると水槽内の水の重みで壊れる危険性があるのでやめましょう。
水槽に水を入れると、とても重いので設置する場所にも注意が必要です。