ミシシッピニオイガメの大人はどれくらいの大きさ？飼育方法について

砂利を使用する場合は汚れや雑菌の温床になるため、日々の掃除で洗う必要があります。また誤飲防止の為に使用する場合は少し大きめのものを使用しましょう。

ここでは、もともとの生息環境に合わせたおすすめの飼育環境の作り方や毎日のお掃除やお手入れ方法などの説明をします。また、与える餌の種類や与える頻度や適した量などのご飯やおやつの食べ物の事もお伝えします。

また、同種の多頭飼いや異種との混泳が可能なのか、もしもやむを得ず飼育が難しくなった時の対処法も紹介するので参考にして下さい。

ミシシッピニオイガメの飼育環境は45㎝～60㎝水槽で水を張ったまま飼育します。
水深は深くする必要はなく水槽の半分以下でよいでしょう。

水質の維持をするためにカメ用のフィルターや水中に入れるだけの汚れの吸着剤などを使いきれいな水を保ちましょう。

また夜行性なので日光やライトの光に弱い為、シェルターなどを使い隠れる場所を作ることでストレスの軽減が出来ます。

大人になっても水温は26℃～30℃に保てるように冬場はヒーターを使い水温の調整をしましょう。特に子ガメのうちは注意が必要です。

ミシシッピニオイガメはフン量が多く水質が悪くなりがちです。
そのため水槽の水は可能であれば、毎日交換するのがよいでしょう。

また水替えの際はカルキ抜きを入れるのを忘れずに行うようにします。
大人になるにつれ汚れも増えるのでお掃除はまめにしましょう。

ミシシッピニオイガメは肉食中心の雑食です。餌の食べ方は水中で食べるのでカメ専用の沈下性の餌を選びましょう。

貝や水草、刻んだ小魚やエビなども好物です。おやつなどもありますが栄養のバランスが悪くなるので与えすぎには注意が必要です。

与える場合は与える量に気をつけるようにし、初めて与える際は少量ずつ与えるようにしましょう。大人になってから初めて与える際も同様に注意が必要です。

ミシシッピニオイガメはニオイガメの中でもおとなしい方ですが、同じ水槽での多頭飼いはさけたほうがよいでしょう。水槽内の汚れや環境の悪化につながります。

他の種類のカメや同種のカメの混泳はやめましょう。魚であれば混泳可能な種類もいますが飼育環境や性格などもあるので事前によく調べましょう。

生後約1年で大きさが6㎝を超えてきます。このころになると気性が荒くなるので混泳は難しくなります。大人になるとさらに難しくなるので注意しましょう。

ミシシッピニオイガメは外来種のカメです。一度飼うと決めたなら最後まで責任をもって面倒を見ましょう。

ペット全般に言えることですが、逃がしたり自然に返したりすることでもともとの生態系を破壊してしまいます。野生に逃がすことは絶対にやめましょう。

もしもやむを得ず飼えなくなってしまった場合は、親族などにお願いをするのが有効的です。

または里親を探すことがよいでしょう。里親探しには様々なサイトがあるのでチェックしてみてください。大人になっても引き取ってくれるかたもいるでしょう。