Search

検索したいワードを入力してください

文鳥のひなを飼育する方法とは?必要なものや餌の与え方などを紹介

更新日:2024年10月07日

文鳥のひなを飼育する場合、何から準備してどんな知識があればいいのでしょうか。本記事では、文鳥の特徴から必要なもの、そして飼育する上で気を付けたいポイントなどを紹介しています。文鳥のひなを飼育するにあたって不安な気持ちがある方は、ぜひチェックしてみてください。

文鳥のひなを飼育する方法とは?必要なものや餌の与え方などを紹介

ペットカメラ

会社員の方や、長時間自宅を留守にすることが多い方はペットカメラも必要です。

飼い主になると、留守番をさせている間に困ったことが起きていないか、どんな様子でいるのかなど気になるものです。リアルタイムの映像を見ることでその不安は解消されますし、なにより安心して外出することができます。

ペットカメラは様々な種類のものが販売されていますが、文鳥を飼っている方に人気なのは、暗闇の中でも映し出すことのできる暗視機能や、声を掛けることのできる双方音声機能を持つタイプです。

値段も数千円のものから数万円のものまでありますので、必要な機能と値段を考えて購入しましょう。

文鳥のひなの飼い方



文鳥のひなはとても繊細な生き物であるため、成長に応じてお世話やコミュニケーションの方法を変えることが必要です。

ここからは、まだ羽が生え揃っていないひなから幼鳥の時期に特に大切なことを紹介します。

温度や湿度管理を行う

野生のひなは、親鳥と一緒に暖かい巣の中で暮らしているため、人が飼育する場合も同じような環境を用意してあげることが理想です。

特にひなは寒さと乾燥に弱く、体が冷えると一晩で亡くなってしまうこともあります。そのため、温度と湿度を管理できるアイテムをあらかじめ準備しておきましょう。

温度は、ひなの羽が生えそろうまでは30〜32度くらい、全身の羽が生え揃ったら28度くらいを保つようにします。湿度は60〜80%になるように調整しましょう。

適切な温度と湿度を保つためには、先ほど紹介した電球やペット用のフィルムヒーター、濡れタオルを準備し、温度計を使ってひなが快適に過ごせる環境かどうかを常にチェックします。

また、冬場はひなの周りの環境だけではなく、暖房で部屋全体を温めることも大切です。

さし餌をするときはケージ等の中から出すことになるため、少しの間でも温度が下がるとヒナが体調を崩すことがあります。それだけひなはデリケートなため、部屋を暖かくし、さし餌が終わったらすぐにケージ等の中に戻してあげるようにしましょう。

さし餌を行う以外はそっとしておく

さし餌というのは、親鳥がひなに餌を与えるように、飼い主がスポイトなどを使ってひなに餌を与えることです。

生後2週齢くらいのひなは1日に6〜7回くらいを目安にさし餌をします。まだ胃が小さく、体力もないために頻回に餌をあげて、その他は寝て過ごすことでスクスクと成長していきます。人間の赤ちゃんが3時間おきにミルクを飲んで、たくさん寝ているのと同じですね。

そして、野生のひなの場合は、まだ親鳥のお腹の下で生活している段階です。周りからの刺激が多いことはストレスに繋がってしまうので、ひなの成長のためにはさし餌をしているとき以外はそっとしておきましょう。

声をかけてコミュニケーションをはかる

文鳥は、生後4週齢〜11週齢に学習期と呼ばれる期間が訪れます。

この時期に覚えたことは一生忘れないといわれているため、飼い主が原因で怖い思いをしたり、接する時間が短かったりするとなかなか信頼関係が築けません。そのため、積極的に声を掛けたり触れ合ったりしてコミュケーションを取ることが大切です。

声を掛けるタイミングとしては、なにか行動する前がおすすめです。例えば、エサをあげるときに「○○ちゃんが好きなご飯だよ〜」といったり、就寝前に「○○ちゃん、今日も楽しかったね、おやすみなさい」と声をかけたりしましょう。

あとは、文鳥がなにか鳴き声を発した時にそれをよく聞いて、何を伝えたいのか考え、反応してあげることも大切なコミュニケーションです。放鳥の時間にたくさん触れ合うのもいいでしょう。

人間と同じように、文鳥は愛情をかけてもらった分だけ相手を信頼します。大切な人に接するように文鳥にも愛情を持ってコミュニケーションをとりましょう。

文鳥の飼育に関する書籍の活用も考える

文鳥を飼育するにあたって、インターネットで必要な情報を得るのもよいのですが、書籍を活用するのもおすすめです。

初めてひなを飼育する場合は、成長過程のことからお世話の方法、病気についてなど知りたいことがたくさんあるでしょう。そうした内容を体系的にまとめている書籍を選ぶと、インターネットで検索していたときには出会えなかった情報を得ることができます。

また、書籍は様々な観点から多くの人のチェックを経て出版されているので、読みやすいだけでなく情報の信憑性も高いです。

文鳥のひなへの餌やりのコツ



文鳥のひなへ餌やりをするにはいくつかコツがあります。

これから紹介する内容を実践していくことで、ひなが飼い主に対して愛情を感じて懐くようになっていくでしょう。

また、この時期の文鳥はまだ放鳥ができないため、餌をあげることが唯一のコミュニケーションになります。貴重なふれあいの時間ですので、ぜひ楽しんで餌やりをしてください。
  • 信頼させるために手の上に乗せて与える
  • ペットショップと同じ餌や道具を使う
  • さし餌は日中にのみ行う
  • 幼鳥に成長したら「一人餌」をさせる

信頼させるために手の上に乗せて与える

手のひらにひなを乗せてさし餌をすることで、ひなが飼い主の愛情を感じて信頼関係を深めることができます。

やり方としては、ひなを片手の上に乗せて、優しく包み込みます。このときひなが落ちないように注意しましょう。

ひなが動くとさし餌がうまくできずに、きちんと餌が飲み込めなくなります。食道に詰まり、誤嚥の原因にもなりかねませんので、ひなが安定した姿勢が取れるように包み込んであげましょう。
次のページ:文鳥のひなを飼育する上での注意点

初回公開日:2022年06月17日

記載されている内容は2022年06月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related