猫の外飼いに小屋・迷惑な点・注意点|家飼い
更新日:2024年11月11日
外飼いというのは外の出入りが自由ということです。他の猫に追いかけられたり、何かの対象物を夢中になって追いかけている時など、車の走行に気づかず道路を横断する猫もいます。大切な猫の命を奪った車を恨む気持ちになりますが、運転している側も突然で間に合わず轢いてしまったり、避けようとして事故にあってしまうケースもあります。
猫の外飼いは法律で禁止されているのか
猫の放し飼いに関する法律は今のところありません。しかしトイレ以外にも猫は気に入った場所に自由に移動ができます。他人の所有している自転車や車の上に乗ったり、他人の家の気に入った場所に勝手に入りこむなど迷惑をかけることもあります。季節の変わり目には抜け毛が多くなるためブラッシングして毛が飛ばないようにするなど配慮が必要でしょう。
ご近所に気を配るだけではなく、猫自身の身を守るためにも一度動物病院へ連れていき健康状態を知る必要があるでしょう。
ご近所に気を配るだけではなく、猫自身の身を守るためにも一度動物病院へ連れていき健康状態を知る必要があるでしょう。
猫の外飼いのマナーについて
外飼いをしているといっても餌をあげているあなたが飼い主です。室内で飼う猫と同じように生涯責任を持って飼育する責任があなたにはあります。外飼いで避妊や去勢をせず野放しにしていればすぐに繁殖し、ワクチンを打たなければケンカや同じ餌を共有したことで他の猫と感染症を移しあい、不幸な結果になりかねません。飼い主としてのマナーを知りしっかりと守りましょう。
外飼いをしている猫にみられる寄生虫
目を背けたくなる事実ですが外で生活をする多くの猫に寄生虫の存在が確認されています。下痢などの症状をおこしている場合もあれば便の中に虫がいたり、目では確認できないものまでいます。ノミを媒介して寄生する虫もいるため、外で暮らしていることがかっこうの条件となります。
一度虫がつくと一度で退治するのは難しく、危険な寄生虫の可能性もあるため個人で判断せず必ず獣医さんに診てもらいましょう。
一度虫がつくと一度で退治するのは難しく、危険な寄生虫の可能性もあるため個人で判断せず必ず獣医さんに診てもらいましょう。
去勢や避妊は必ずしよう!
雄の去勢時期は生後6カ月頃~と言われています。雌猫を妊娠させないためだけではなく、去勢した雄猫の90%はスプレー行動(マーキング)をしなくなります。また発情期にかかるストレスや生殖器特有の病気からも猫を守ることができるでしょう。
雌の避妊時期も生後6カ月頃~と言われています。不幸な子猫を増やさないのはもちろんのこと、乳腺腫瘍のリスクや発情が原因で起こりやすいとされる糖尿病を防ぐメリットもあります。
外飼いをしているが人慣れしておらず病院へ連れていくことが難しい場合は、猫の保護活動をしている団体や個人で保護活動をしている方から捕獲機の貸し出しや捕獲方法についての情報や協力を得て行いましょう。
毎年全国で何万頭もの猫が殺処分されている悲しい現実があります。そのことを踏まえて雄猫も同様ですが発情期が始まってから慌てではなく、健康診断も兼ねて獣医さんに相談し去勢、避妊手術を行いましょう。
雌の避妊時期も生後6カ月頃~と言われています。不幸な子猫を増やさないのはもちろんのこと、乳腺腫瘍のリスクや発情が原因で起こりやすいとされる糖尿病を防ぐメリットもあります。
外飼いをしているが人慣れしておらず病院へ連れていくことが難しい場合は、猫の保護活動をしている団体や個人で保護活動をしている方から捕獲機の貸し出しや捕獲方法についての情報や協力を得て行いましょう。
毎年全国で何万頭もの猫が殺処分されている悲しい現実があります。そのことを踏まえて雄猫も同様ですが発情期が始まってから慌てではなく、健康診断も兼ねて獣医さんに相談し去勢、避妊手術を行いましょう。
ワクチンで病気から身を守ってあげよう!
猫のワクチン接種は通常生後2~3カ月頃からできます。感染経路は唾液や涙、血液や糞尿などで伝染病の種類もさまざまです。飼い主がウイルスを知らずに外から運ぶ危険もあるため室内飼育の猫にもワクチン接種が推奨されています。
ワクチンの種類は猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)、猫汎白血球減少症(パルボウイルス)、猫カリシウイルス感染症(FCV)の3つの病気を予防する3種混合ワクチン、加えて猫白血病ウイルス感染症(Felv)を予防する4種混合ワクチン、そこにクラミジア感染症予防も加えた5種混合ワクチンもあり最大は7種混合ワクチンまであります。
猫エイズともよばれる猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)や猫白血病ウイルス感染症(Felv)においては感染力が高く死亡率の高い恐ろしい病気です。猫同士の接触する機会が多い外飼いの猫にはまず陽性猫になっていないかの検査に加え必要なワクチンを施しましょう。
ワクチンの種類は猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)、猫汎白血球減少症(パルボウイルス)、猫カリシウイルス感染症(FCV)の3つの病気を予防する3種混合ワクチン、加えて猫白血病ウイルス感染症(Felv)を予防する4種混合ワクチン、そこにクラミジア感染症予防も加えた5種混合ワクチンもあり最大は7種混合ワクチンまであります。
猫エイズともよばれる猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)や猫白血病ウイルス感染症(Felv)においては感染力が高く死亡率の高い恐ろしい病気です。猫同士の接触する機会が多い外飼いの猫にはまず陽性猫になっていないかの検査に加え必要なワクチンを施しましょう。
こんなことにも気をつけたい!外飼いの注意点
外飼いでも愛猫として飼うために必要な診察や治療をうけたら飼育方法も十分に気をつけてあげましょう。外飼いのおうちは季節や天気の影響を大きくうけるため快適に過ごせるよう工夫しましょう。
外飼いしている猫に首輪をするかどうかも考えてみてください。人慣れ度合いや年齢を考慮して、今後人との信頼関係を築くことができれば室内飼いの訓練を検討してもいいでしょう。
外飼いしている猫に首輪をするかどうかも考えてみてください。人慣れ度合いや年齢を考慮して、今後人との信頼関係を築くことができれば室内飼いの訓練を検討してもいいでしょう。
外飼いの猫に首輪は必要?
室内飼いの猫でも首輪をつけている猫は多くいます。ファッション性の高い首輪や名前や電話番号、住所が記入できる首輪もあります。首輪をつけるにはまず触れるということが条件になりますが、首輪自体を極端に嫌がる猫もいるのでその場合は慎重にするべきです。
鈴つきの首輪も販売されています。外飼いでは音で居場所などが確認しやすく飼い主には都合がいいですが、動く度に耳の近くで音が鳴り続ける猫にとってはストレスに感じることもあります。鈴つきの首輪を嫌がる仕草が見られたら、初めに鈴を外すことから試してみましょう。
また素材が固い首輪は長くつけると脱毛の原因になります。違和感を残さないために素材が柔らかく、緩すぎず指が二本入る程度に首輪をつけましょう。外飼いでは首輪が引っかかると外れる機能のものもです。
首輪は飼い猫だと認識されやすく、災害などで迷子の場合は連絡先の記入された首輪は役にたつでしょう。
鈴つきの首輪も販売されています。外飼いでは音で居場所などが確認しやすく飼い主には都合がいいですが、動く度に耳の近くで音が鳴り続ける猫にとってはストレスに感じることもあります。鈴つきの首輪を嫌がる仕草が見られたら、初めに鈴を外すことから試してみましょう。
また素材が固い首輪は長くつけると脱毛の原因になります。違和感を残さないために素材が柔らかく、緩すぎず指が二本入る程度に首輪をつけましょう。外飼いでは首輪が引っかかると外れる機能のものもです。
首輪は飼い猫だと認識されやすく、災害などで迷子の場合は連絡先の記入された首輪は役にたつでしょう。
防寒対策は発砲スチロールが便利!
冬は寒さがもっとも苦手な猫のために、外のおうちを少しでも暖かくしてあげましょう。スーパーや魚屋などにおいてある発砲スチロールを利用して暖かい敷物を敷き、猫の不在時に風で飛ばないように重石を置いてください。もともと利用している外のおうち(コンテナなど)に広さがあれば、その中に発泡スチロールを入れると寒さが和らぐでしょう。
複数の猫を外飼いしている場合は、発砲スチロールを二階建てのように重ねることができます。外飼いしている猫は汚れやすいため、猫の不在時に敷物を洗い皮膚病を防ぐためにも、ダニやノミの温底にならないよう管理しましょう。
複数の猫を外飼いしている場合は、発砲スチロールを二階建てのように重ねることができます。外飼いしている猫は汚れやすいため、猫の不在時に敷物を洗い皮膚病を防ぐためにも、ダニやノミの温底にならないよう管理しましょう。
初回公開日:2018年04月27日
記載されている内容は2018年04月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。