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高齢猫を長生きさせる方法|自宅でも出来る健康チェック方法紹介

更新日:2024年11月11日

家の中だけで飼われている猫はだいたい12歳頃から、家の中と外とを行き来する猫はだいたい10歳頃から高齢猫といわれています。あなたの大切な猫が高齢猫といわれる年齢になったとき、より長く生きてもらうためには何が出来るのか、どんな配慮が必要なのか考えてみましょう。

高齢猫を長生きさせる方法|自宅でも出来る健康チェック方法紹介

高齢猫の生活環境を整える必要性

人間も高齢になってくるといろいろと日々の生活に支障を来すようになります。猫も同じく年を取ると若い頃と同じようには動けなくなってしまうので、ここでは生活環境についてお話しします。

高齢猫の生活環境を整える必要性1:室内環境を整える

高齢猫になると、今までと何も変わらない部屋で過ごしていても思わぬ事故につながってしまうことがあります。

気がつかないうちに危険にさらしてしまう前に、普段から危険な箇所から愛猫を守るための対策をしておきましょう。

行動範囲も狭くなるので、なるべく全てがお気に入りの場所で完結するよう近くにトイレや水やご飯を置いてあげることも高齢猫にとって快適な空間になります。


ただし、家の中だけで暮らしている猫の場合は運動不足になりがちなので、1日10分ほど激しくなく無理のない程度に1~2回くらい遊んであげることも大切な健康管理のひとつです。

高齢猫の生活環境を整える必要性2:水の飲み方

猫にとって水分補給は食事と同じくらい大切です。高齢猫の場合は、水のにおいや器、飲み方や温度など好みが出てくる猫もいます。

高齢猫が水を飲まなくなってしまうと、水分不足を起こしやすくなってしまいます。

猫の好みに合わせた水を飲みたいときにすぐに口にできるよう、部屋のあちこちに置いてあげるようにしましょう。

水はすぐに汚れてしまうので、こまめに交換し新鮮なものを置いてあげましょう。水道から出てすぐの水や、冷たく冷やした水よりも、少し時間を置いた水のほうが飲みやすいようです。

高齢猫の生活環境を整える必要性3:居心地のよい寝床を用意

高齢猫は食事をする時以外はほとんど寝ている猫も少なくないほど睡眠時間が長くなります。誰にも邪魔されないように静かな寝床を作ってあげましょう。

寝床の場所は、気温の変化などに応じて猫自身が快適な場所を見つけるので、飼い主が決めるよりも猫自身にお気に入りの落ち着ける場所を選ばせてあげましょう。

猫の安眠の邪魔はせず、寝床を清潔に保つためにこまめにタオルを取り替えるなどにとどめましょう。隔離してしまうのではなく、家族みんなの声が聞こえる場所のほうが猫も安心できます。

高齢猫を飼育する際の注意点

長年一緒に暮らしてきた猫が高齢になったとき、よりよい暮らしができるよう、ストレスを与えない・体温に気を付ける・高いところに登らせないといった、高齢猫を飼育するときの注意点を3つお伝えします。
次のページ:高齢猫の寿命を延ばすための効果的な方法

初回公開日:2019年08月05日

記載されている内容は2019年08月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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