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猫が毛糸で遊ぶ場合の注意点3つ!飲み込まないようにする対処法

更新日:2023年12月20日

猫は毛糸で遊ぶのが大好きです。ですが楽しそうに遊んでいるうちにうっかり毛糸を飲み込むと喉に詰まることや腸に張り付いてしまうことがあります。飼い主の思いもよらない事故から愛する猫を守るためにも猫が毛糸で遊ぶ場合の注意点、危険性をまとめました。

猫が毛糸で遊ぶ場合の注意点3つ!飲み込まないようにする対処法

気を付けたい注意点2:首に毛糸が巻き付いて締め付けてしまう

猫が毛糸で遊んでいるうちに手や首に絡まりパニックに陥ってしまうこともあります。

パニック状態で動けば動くほど複雑に巻き付いてしまい思わぬケガに繋がります。また、絡まった状態を何とかしたくて走り回り、突起に引っかかり首吊り状態になってしまう危険も考えられます。

「まさか、うちの猫は一人遊びが上手だから大丈夫!」という考えは捨ててください。

猫は人間の想定外の行動をしますので猫が毛糸で遊んでいるときは飼い主さんは目を離さないようにしてください。

気を付けたい注意点3:毛糸を噛んでいるうちに食べてしまう

猫が毛糸を口の中で出し入れして遊んでいるうちに毛糸を噛みちぎって食べてしまうことがあります。

食べたものが便としてすぐ出るのであればよいのですが、胃の中で消化されずに体内に残ってしまうこともあります。

「ごく少量しか食べてないから大丈夫でしょ?」という考えは間違いです。

何センチ以下なら大丈夫といったラインはなく、体内に入った異物が腸で詰まったり胃壁を傷つけたりすることがあります。猫の誤食は時には命の危機に繋がる恐れがありますので十分に注意しましょう。

猫が毛糸を飲み込んでしまわないようにする対処法

毛糸が猫にとって思いのほか危険であることがわかりました。では、そんな危険に陥らないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

猫が毛糸を飲み込まないような習慣や環境を整えることが大切です。まずはできる対策から始めていきましょう。

対処法1:紐素材のおもちゃを避ける

1歳未満~1歳前後のころから糸や紐状のものに興味を持たせないようにすることでこれらのトラブルを回避することができます。

実は、紐自体が猫の狩猟本能を掻き立ててしまう動きや形状をしており、紐がそこにあるだけで猫は興味を抱いてしまいます。

例えば紐の先端部分はヘビ、トカゲ、ヤモリなど、えものになりそうな小動物のしっぽを彷彿とさせます。だから猫はクネクネと動く紐をそれらのえものにみたて遊びたくなってしまいます。

ですから、小さいころから紐状のもので遊ぶ癖かついていると紐遊びを止めさせることが難しくなります。よって子猫のうちから紐素材のおもちゃで遊ぶのは避けた方が良いでしょう。

対処法2:猫の届かない場所に保管する

猫の異物誤飲を避けるには対象物を猫のとどかない場所に保管するよう心がけましょう。

猫はジャンプ力があるため高いところにも平気で上がります。高い棚の上だって簡単に登れてしまうので棚の上に置くのではなく、扉の中や引き出しの中に保管することをお勧めします。

猫の異物誤飲は紐状のものばかりではありません。「異食症」といって猫によっては食べ物以外を食べたがる変わったし好をもつ猫もいます。

ビニール袋やビニールテープ、サランラップ、革製品、紙。中には土を食べる猫もいます。

そのすべてを管理するのは困難ですが、危険性のあるものは引き出しの中にしまっておく、保管戸棚をつくる、猫のいる部屋に置かないなど対策を取りましょう。

対処法3:洋服などの紐にも興味を持たないように注意する

猫は一人遊びをするのが得意なのでおもちゃを自分で見つけてしまいます。吊るしてある洋服の紐すらも興味の対象になりますので気を付けましょう。

洋服や、部屋のカーテン、リネンなどの布製品からは、糸くずなど紐状のゴミも出ます。猫が引っ掻いたり噛んだりしてほつれた糸でさらに遊ぶうちに誤飲してしまうことがあります。

ですから、リボンや紐。スカートやパンツのほつれや糸くずを見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。

猫が毛糸で遊んでいる動画を紹介!

かわいいパステル三毛猫さんが飼い主さんと毛糸遊びをしている動画です。3色の毛糸を用意してもらった三毛猫さんはとっても楽しそうに遊んでおられます。

遊び散らかした毛糸の山をバックに「ふぅ、今日はこのくらいにしといてやる。」と言わんばかりの表情からの寝顔がなんともたまりません。

猫が毛糸を飲み込んでしまった場合の対処法

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初回公開日:2019年08月08日

記載されている内容は2019年08月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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