Search

検索したいワードを入力してください

猫の首根っこをつかむ8つのメリットと持ち上げるデメリット|猫の持ち方

更新日:2020年09月19日

この記事では、猫を上手に抱っこしてあげるための方法や気をつけることを紹介していきます。猫にとって抱っこがストレスにならないように、また、私たち飼い主と猫の双方がリラックスして抱っこすることができるように、安全で正しい猫の抱え方を知りましょう。

猫の首根っこをつかむ8つのメリットと持ち上げるデメリット|猫の持ち方

猫の上手な持ち方とは?

猫の上手な持ち方はどんなものでしょうか。正しく持ってあげることは、もちろん猫にとってストレスの軽減になりますし、飼い主にとっても世話が楽になるなど良いことばかりです。

猫の上手な持ち方をマスターして猫に好かれるようになりましょう。

首根っこ・脇根っこの2パターンの持ち方がある

猫の正しい持ち方には、首根っこを掴むパターンと脇根っこを掴むパターンがあります。

具体的な位置やつかみ方は後ほど紹介しますが、大きく分けると首あたりを掴んで持ち上げる方法と、脇の外側の皮の部分を掴んで持ち上げる方法になります。

どちらの持ち方のパターンにも、それぞれメリット・デメリットがありますが、これらの持ち方の特徴をしっかりと理解して実践することで、猫が嫌がらない安全な持ち方をできるようにしていきましょう。

猫の首根っこってどこのこと?

首根っこを掴むパターンがあると紹介しましたが、具体的に首根っことはどこのことなのでしょうか。

親猫が子猫を運ぶときに後ろから首を咥えている様子が1番わかりやすいです。親猫がくわえているところが猫の首根っこになります。

猫の首根っこをつかむのと首根っこで持ち上げることの違い

猫の持ち方として、首根っこを掴むと大人しくなるからと言って、掴んだまま持ち上げて運ぶのには抵抗があるのではないでしょうか。

首根っこを掴むだけなら体重がかからないのでまだ負担が少ないですが、持ち上げることは猫の全体重が持ち上げている首の一点にかかってしまうことになります。

これが掴むのと持ち上げることの違いになります。いくら親猫がやっている行動だからといって人が首根っこを掴んで持ち上げるのはなんだか可哀想な気がするという人も多いかと思われます。

安全な猫の持ち方と抱え方

それでは、猫が嫌がらず安全に抱っこする方法はどんなものなのでしょうか。子猫と成猫、それぞれに適した持ち方と抱え方を実践して頂きたい順番にご紹介します。

子猫、成猫のそれぞれに気をつけることが多くあって緊張するかもしれませんが、緊張がねこに伝わってしまうと猫が抱っこを嫌がって逃げようとする可能性もあります。

リラックスして正しい持ち方で抱っこしてあげるようにしましょう。

子猫の場合

成猫と子猫でも安全な持ち方や抱え方は異なります。

もちろん、どちらを抱っこするときでも猫に負担がかからないように安全にもつことが大事ですが、成猫と子猫では気をつけることに違いがあります。

子猫はまだ体がしっかりできあがっていません。つまり成猫よりも丁寧に扱う必要があります。これをまずは覚えておくことが重要です。

そして成猫と子猫の大きな違いは、体重です。成猫のほうが体重が重いので、不安定な持ち方を長い時間続けていると体の1部分に変に体重がかかってしまいます。

それでは、子猫の持ち方をみていきます。

安全な持ち方と抱え方

  1. はじめに首根っこ
  2. もしくは脇
  3. すぐおしりを支えてあげる

猫の持ち方と抱え方1:はじめに首根っこ

子猫の持ち方と抱え方のスタートは、まず首根っこを持ってあげることです。

首根っこを持って子猫が大人しくなれば抱えるのも楽になるので、子猫にとっても負担が少なくなります。

ですが、首根っこをずっと持っていると首に負担がかかってしまいますのですぐに抱えてあげるようにしましょう。この判断は、猫が嫌がっていないかどうか注意して見てください。

また、力を不必要に入れすぎて猫が苦しくならないように注意しましょう。

猫の持ち方と抱え方2:もしくは脇

首根っこを持つことになんとなく抵抗がある方は、脇から手を入れて抱きかかえる方法もあります。

脇から手を入れて抱えるのは、人間の赤ちゃんを抱っこするのと同じ要領なので首根っこを掴むよりも簡単です。

こちらも、あまり長い時間続けていると足がダランとしている状態ですので、猫の腰に負担がかかってしまいます。脇を抱える方法も悪くはありませんが、次の手順3も併せて参考にしてみると、なお良いでしょう。

猫の持ち方と抱え方3:すぐおしりを支えてあげる

首根っこを掴んだら、もしくは脇から手を入れて持ち上げたら長い時間そのまま持ち上げているのではなくすぐにおしりを支えてあげましょう。

前項でも少し述べましたが首根っこを掴まれた状態では体重が首にかかってしまい、脇を持たれた状態では足が伸びてしまい腰に負担がかかるだけでなく猫がこの状態を嫌がることもあります。

すぐに安定した姿勢になるように支えてあげましょう。脇も抱えておしりも支えてあげれば猫も安心です。

成猫の場合

ここまでは子猫を抱き上げるときのポイントを解説しました。先程述べたように子猫と成猫では、体の丈夫さに加えて、体の大きさも全然違いますので持ち方や抱え方も異なります。

それぞれ負担にならないように、また猫が嫌がらないようにするために持ち方や、抱え方を変えてあげましょう。以下に成猫を抱っこするときの方法をご紹介していきます。

猫にとって安全でストレスにならない持ち方を習得のために実践してみて下さい。これがマスターできれば、猫もストレスを抱えずにすむことでしょう。それはつまり飼い主のストレス減でもあります

安全な持ち方と抱え方

  1. 猫の脇に手を入れる
  2. 後ろ足とおしりを支える
  3. 肘や肩に前足を乗せる

猫の持ち方と抱え方1:猫の脇に手を入れる

成猫の持ち方と抱え方の手順のひとつめは、猫の脇に手を入れることです。ここは子猫のときと同じです。

体重が重い成猫だと持ち上げる人間の方も大変ですが、赤ちゃんを抱っこするようなイメージで、しっかりと持ち上げてあげましょう。

脇に手を入れたら、この不安定な姿勢を長い時間続けずに、すぐにつぎの2つ目に移ってあげましょう。2つ目とセットで実行すると、成猫もきっと安心するでしょう。

猫の持ち方と抱え方2:後ろ足とおしりを支える

猫の脇に手をいれて持ち上げたら、次に後ろ足とおしりを支えます。これで安定するでしょう。

成猫は体重が子猫よりも重く、持ち上げる私たちも大変ですが、猫にとっても不安定な姿勢のままでは負担がかかりますのですぐに安定した姿勢になるように支えてあげましょう。

後ろ足とおしりを支えるようにして抱っこすると腰への負担がなくなるだけでなく、猫にとって落ち着く姿勢になります。

猫の持ち方と抱え方3:肘や肩に前足を乗せる

猫の持ち方と抱え方の3つめは、肘や肩に前足を乗せることです。後ろ足とおしりを支えたら、猫の前足を自分の肘や肩に乗せてあげて安定させてあげましょう。

こうすることで猫が自分で自分の姿勢を整えてリラックスできるようになります。この時点で、猫がこの姿勢を嫌がっていないかどうかをしっかり確認してあげることも大切です。

もし嫌がっていたり逃げようとしたりしていたら、無理に抱っこを続けずに放してあげたほうが良いです。

猫を持ち抱えるときに気を付けるポイント

猫を持ち抱えるときに気をつけることを紹介します。

いくら正しい持ち方をしてあげたとしても、猫が嫌がって逃げようとしていたら無理に抱っこを続けないほうが良いです。

正しく安全な持ち方をすることに加えてタイミングを気をつけましょう。

猫が抱っこを嫌がるタイミングと嫌がらないタイミング

猫は我々が思っているよりも人間の表情などから空気を感じ取っているとも言われています。

そのようなときは猫の警戒心も強く抱っこを嫌がることがあります。猫を抱っこするときはリラックスしていると良いですね。

猫の首根っこをつかむメリットと持ち上げるデメリット

次に、猫の首根っこを掴むメリットとデメリットを紹介します。

メリットとデメリットでそれぞれ4つずつありますのでこれらのことに気をつけながら、首根っこを掴む持ち方をとってみるのかどうか検討してみて下さい。

猫の首根っこをつかむメリット

猫の首根っこをつかむ持ち方のメリットは以下の4つになります。

具体的には1猫の動きの制限、2医師が診察をしやすくなる、3猫の爪を切るときに便利で安全、4子猫を運びやすくなるです。

どれも私たち飼い主にとって世話が楽になるといったようなメリットが多いのが特徴です。お世話が楽になればその分リラックスして猫と遊ぶ時間が増えますので大きなメリットになります。

そしてこれは、子猫も成猫も、とにかく猫にとってもメリットといえます。飼い主も猫もどちらにとっても重要なので覚えておきましょう。

メリット

  1. 猫の動きが制限できる
  2. 病院で医師の診察がしやすくなる
  3. 猫の爪を切る時に便利
  4. 母猫が子猫を運びやすくなる

猫の首根っこをつかむメリット1:猫の動きが制限できる

猫の首根っこをつかむメリットのひとつめは、猫の動きを制限できることです。このような言い方では少し可哀想な感じがしますが、要するに先程述べたように大人しくなるということです。

親猫に運んでもらうときにできるだけ身を小さくするため、親猫が運びやすくするため、などの理由から本能的に背中を丸めて大人しくなります。

猫が大人しくなることで次の2つのメリットがあります。

猫の首根っこをつかむメリット2:病院で医師の診察がしやすくなる

猫の首根っこを掴むメリットのふたつめは、病院での診察がしやすくなることです。

猫は警戒心が強いので、病院では注射などの痛みを伴う検査をした記憶が猫に残っていて、病院に行くのを嫌がって暴れる猫も多いのではないでしょうか。

暴れてしまうと診察も難しいので、首根っこを掴んであげて大人しくなってもらいましょう。猫が大人しくなれば診察が楽になり早く終えられるようになるので私たちにとっても猫にとっても良いことばかりです。

猫の首根っこをつかむメリット3:猫の爪を切る時に便利

3つ目の、猫の首根っこを掴んで持ち上げるメリットは、猫の爪を切るときに便利であることです。

猫の爪を切るのはとても神経を使う大変な作業です。ただでさえ気を使うのに、猫が暴れてしまったら余計に切ることが難しくなります。

そのようにならないために、猫の首根っこを掴んであげる持ち方がです。首根っこを持つ持ち方をして猫を大人しくするようにしておくと、楽に爪を切ることができます。

猫の首根っこをつかむメリット4:母猫が子猫を運びやすくなる

猫の首根っこをつかむ方法のメリットの4つ目は、母猫が子猫を運びやすくなることです。

こちらは先程からイメージしやすくするために例として出していましたが、こちらもメリットのひとつです。

子猫が暴れてしまったら母猫も大変ですが、首根っこをくわえて大人しくなれば簡単に運ぶことができます。

また、母猫は本能的にくわえるべき場所や力加減などを知っているので安全に運ぶことができます。

猫を首根っこで持ち上げるデメリット

以上4つが、猫を首根っこで持ち上げるメリットになります。しかし、先程から少しずつ述べているように、この持ち方にはメリットばかりではなくデメリットも存在します。

デメリットも4つ紹介します。1人が首根っこをもつのは危ない、2首の筋肉を炒める可能性がある、3体重が重いと危ない、4足がブラブラと不安定です。

デメリットを理解し、それをしっかりカバーできれば、あとはメリットしか残りません。メリットは先程述べたとおりですので、これらのデメリットもしっかり理解して猫を飼いましょう。

デメリット

  1. 人が猫の首根っこを持つのは危ない
  2. 首の筋肉を痛めることもある
  3. 体重が重いと首が締まる
  4. 足がブラブラ不安定

猫を首根っこで持ち上げる5:人が猫の首根っこを持つのは危ない

まず1つ目の猫を首根っこで持ち上げるデメリットは、人が猫の首根っこを持つのは危険であるということです。

本来子猫の首根っこをくわえる行動をするのは、母猫が子猫を運ぶときです。母猫は本能的に子猫のどこをくわえれば安全なのか、またその適当な力加減を分かっています。

しかし、人はそれらの加減が分かっていないので、誤った持ち方をして猫を危険な状態にしてしまいかねません。

猫を首根っこで持ち上げる6:首の筋肉を痛めることもある

ふたつめの猫を首根っこで持ち上げるデメリットは猫の首の筋肉を痛めてしまう可能性があることです。

人間が誤った力加減の猫の持ち方をしてしまうと、首が異常に圧迫されて筋肉を傷つけてしまうことがあります。

特に首の筋肉は量も少なく普段使うことが少ないので痛みやすくなってしまいます。首の筋肉を痛めてしまうことがないように、十分に注意して持ち上げてあげる必要があります。

猫を首根っこで持ち上げる7:体重が重いと首が締まる

猫を首根っこで持ち上げるデメリットの3つ目は、体重が重いと首が締まってしまうことです。これは子猫よりも体重の重い成猫を持ち上げるときに特に注意が必要です。

猫の全体重が首の1点にかかってしまうので、おおきな負担になります。上記と関連して、この体重の負荷も、首の筋肉を痛めてしまう原因になります。十分に気をつけるようにして頂きたいです。

猫を首根っこで持ち上げる8:足がブラブラ不安定

猫を首根っこで持ち上げるデメリットの4つ目は、足がブラブラと不安定になることです。猫は足が安定した状態になっているのを好むので、足がブラブラとしてしまうことを嫌がります。

またそれだけでなく、足が不安定な状態でブラブラしていると腰が伸びてしまい負担がかかります。猫の気持ちの問題と体の状態の両面で注意が必要です。

猫をやさしく抱きかかえよう

猫に限らず犬やハムスターなど、他の様々な動物でもそうですが、1度嫌なイメージがついてしまった経験は、次からもずっと嫌がってしまいます。これは人も同じなので、当然でしょう。

猫が嫌だと思う抱っこの仕方をして、次から抱っこをさせてもらえないなんてことにならないように、正しく抱きかかえてあげるようにしましょう。

初回公開日:2019年08月09日

記載されている内容は2019年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related