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犬の帰巣本能はすごい?実際にあった犬の帰巣事例4つをご紹介!

更新日:2024年09月13日

犬に帰省本能はあるのでしょうか。なぜ家まで戻れるのでしょうか。また、犬以外に帰巣本能のある動物はいるのでしょうか。犬の帰巣本能に関する仰天エピソードや帰巣本能と地磁気との関係、また愛犬を迷子にしないためのグッズや対策などもあわせてご紹介します。

犬の帰巣本能はすごい?実際にあった犬の帰巣事例4つをご紹介!
リードは、目的によってさまざまな長さがあり、また素材の種類も多く、飼い主や愛犬に合うものを選ぶことが重要です。

飼い主がコントロールしやすいもの、かつ、愛犬の引く強さやかじるクセなどに合わせてリードを用意してあげましょう。

また、愛犬の成長や経年劣化によって強度が足りなくなる場合もありますので、定期的な見直しが有効です。

犬以外の生物が持つ帰巣本能

帰巣本能をもつ生きものは、犬の他にもいるのでしょうか。

帰巣本能をもつ生物の例として、生まれた川に戻ってくる鮭やマス、またアリやハチなどの社会性昆虫、鳥類のなかでは伝書鳩やツバメなどがよく知られています。

いずれも、育児や出産で以前のすみかに戻るために、帰巣本能を持っていると考えられています。

犬以外の生物が持つ帰巣本能1:ミツバチ

ミツバチの帰巣本能は、蜜のある場所と巣の場所を行き来するためなどに発達してきました。

ミツバチは、色彩を中心とした視覚情報や太陽の位置(太陽コンパス)などを利用して帰巣していることが、実験や観察で確認されています。そのため、巣から離れている時に巣の位置を移動すると、巣に帰り着くのが困難になります。

しかしその「巣の場所を覚える」という帰巣本能により、人間にとって不都合な場所に作られた巣を駆除しても、遅れて戻ったハチが巣を修復しようとしたりすることがあります。

犬以外の生物が持つ帰巣本能2:ムシクイ

ムシクイはスズメ目に属する鳥の仲間です。ムシクイは「星空コンパス」による帰巣本能を持つことが、プラネタリウムでの実験で確認されています。

そのためムシクイは、星の見えない曇天の日には、目標の方角を定めることができません。

なお、日本にも7属17種のムシクイ類がいるとされていますが、帰巣本能について知られているのは主にアメリカムシクイ科の種類で、日本にいるものとは系統が異なります。

犬以外の生物が持つ帰巣本能3:ハト

「伝書鳩」に代表されるハトの帰巣本能はとても有名です。かつてはその帰巣性の高さから、使役動物として世界的に利用されてきました。

ハトの帰巣本能は、太陽コンパス、地磁気の他、臭覚や低周波音も利用しているのではないかといわれています。

使役動物としての役目を終えた現代も、ハトの帰巣性は「鳩レース」と娯楽に形を変え、楽しまれています。鳩レースのハトは、2日間で1000km以上の距離を鳩舎に向かって移動します。

帰巣本能を過信せず愛犬の迷子対策は万全にしよう

犬の帰巣本能は、個体差や種類による差がかなり大きいといわれています。

あなたの愛犬は、もしもの時に自宅まで戻れるでしょうか。たとえ無事に帰宅したとしても、ひとりきりで歩き通す身体的なダメージやストレスは計り知れないほど大きく、避けられるのなら避けてあげたいと思うのでないでしょうか。

大切な伴侶動物である愛犬の幸せのために、もしもの時の対策を考え、末長く幸せな生活を続けてゆきたいものです。

初回公開日:2019年08月14日

記載されている内容は2019年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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