犬の寝る場所ってどこがいいの?一人で寝るトレーニング方法5つ
更新日:2024年09月11日
犬が安眠できる寝る場所は、縄張り意識など犬の性質にあったプライベートな空間です。睡眠の質は、人間と同じように、犬の健康状態をキープするための大事な習慣です。
人間の生活ときちんと切り離すことで精神的ストレスを減らし、さらに怪我や病気などを防ぐための機能がある寝床が理想的と言えるでしょう。その理想的な寝る場所として、ケージとクレートを紹介します。
人間の生活ときちんと切り離すことで精神的ストレスを減らし、さらに怪我や病気などを防ぐための機能がある寝床が理想的と言えるでしょう。その理想的な寝る場所として、ケージとクレートを紹介します。
ケージ
ケージとは、天井から床まで柵で覆われている、いわゆるよく見る犬用の檻です。空間が完全に隔離されているので、自分だけの場所を確保できます。上から下まで柵で覆われているので、災害などの危険からも身を守ることができます。
ケージはある程度ゆとりのある場所を確保できるので、トイレや食事場所としても活用できます。広くて不安になるようであれば、小さめのベッドをさらに中に置いてあげることもできます。
ケージはある程度ゆとりのある場所を確保できるので、トイレや食事場所としても活用できます。広くて不安になるようであれば、小さめのベッドをさらに中に置いてあげることもできます。
クレート
クレートは持ち運び可能な犬小屋です。外に出かける時や病院に行くときなどにもよく使用します。ケージに比べて小さいので、トイレや食事をするためのスペースはありません。犬の大きさに合わせて、よりフィットした空間をえられるので安心感があります。
あらかじめ、クレートを寝る場所として活用することで恐怖感が消え、外出時にクレートに入ることへの抵抗感も減るでしょう。
あらかじめ、クレートを寝る場所として活用することで恐怖感が消え、外出時にクレートに入ることへの抵抗感も減るでしょう。
寝る場所を認識させるトレーニング5つ
良い寝る場所を見つけたら、それを犬が自分で認識できるように訓練しましょう。せっかく良い場所を見つけて、犬が自らストレスなく利用できるようにならないと意味がありません。犬にも犬の都合があり、それぞれの行動にも理由があります。
この場所は安心できる、気持ちが良いものだとわかれば、自ずと行動します。犬の気持ちを理解して、人間の都合を押しつけすぎないように注意して、トレーニングしていきましょう。
この場所は安心できる、気持ちが良いものだとわかれば、自ずと行動します。犬の気持ちを理解して、人間の都合を押しつけすぎないように注意して、トレーニングしていきましょう。
寝る場所を認識させるトレーニング
- リラックスできると感じさせる
- 良いことがある場所だと認識させる
- 中に入っている時間を長くしていく
- ドライフードを利用する
- おもちゃを利用する
トレーニング1:リラックスできると感じさせる
リラックスできる空間なんだと認識できるように工夫しましょう。例えば、普段犬が良くいるスペースにクレートやゲージを設置したり、普段から愛用しているブランケットやクッションなどを入れてあげましょう。
自ら入ってくれるようになったら、扉を閉める訓練もしてみましょう。扉は絶対的な閉鎖を意味しないことがわかってくれば、臆病で繊細な犬でも、合図をだせば飼い主が開けてくれるということを覚えてくれます。
自ら入ってくれるようになったら、扉を閉める訓練もしてみましょう。扉は絶対的な閉鎖を意味しないことがわかってくれば、臆病で繊細な犬でも、合図をだせば飼い主が開けてくれるということを覚えてくれます。
トレーニング2:良いことがある場所だと認識させる
寝る場所にはいれば良いことがあると覚えさせましょう。例えば、クレートやゲージに入ることを「ハウス」という合図で覚えさせます。それを利用して、「ハウス」という号令がきちんとできた時には、おやつやごはんをあげてみましょう。
そうすると、寝る場所に入ることで良いことが起きると認識します。散歩をする前にも、「ハウス」の号令を入れてみると良いでしょう。徐々に、犬の寝る場所への抵抗感が減っていきます。
そうすると、寝る場所に入ることで良いことが起きると認識します。散歩をする前にも、「ハウス」の号令を入れてみると良いでしょう。徐々に、犬の寝る場所への抵抗感が減っていきます。
トレーニング3:中に入っている時間を長くしていく
犬の抵抗感がなく寝る場所に入っていくことが増えたら、今度はその時間を長くしてみましょう。例えば、寝る場所に入るとおやつがあると覚えたら、食べている間は扉をしめておきましょう。
扉や屋根を完全に閉めても、その場所にいられることに抵抗がなくなれば、長時間いることにもなれていくでしょう。その他に、料理中や入浴中など、飼い主が目を離している間に寝る場所へ入れておき、様子を見るのも有効です。
扉や屋根を完全に閉めても、その場所にいられることに抵抗がなくなれば、長時間いることにもなれていくでしょう。その他に、料理中や入浴中など、飼い主が目を離している間に寝る場所へ入れておき、様子を見るのも有効です。
トレーニング4:ドライフードを利用する
おやつの他に、犬が普段食べているドライフードを利用してみるのも良いでしょう。ケージの場合は、食事もその中ですますことができるので、ケージに入れば食事ができるという認識もできるようになります。
犬にとって食事もとてもプライベートな行動で、人に邪魔されたり、食べ物をとられるのではないかという不安を嫌がります。寝る場所で安心して食事ができるということで、寝る場所自体が安全な場所なのだと認識できます。
犬にとって食事もとてもプライベートな行動で、人に邪魔されたり、食べ物をとられるのではないかという不安を嫌がります。寝る場所で安心して食事ができるということで、寝る場所自体が安全な場所なのだと認識できます。
トレーニング5:おもちゃを利用する
寝る場所に入ること自体に抵抗がある時、または長時間いられない時はおもちゃを利用してみましょう。自分の匂いのついたアイテムを入れることで、寝る場所へ入りやすくなります。
また、寝る場所内でおもちゃ遊びができるようになれば、その場所は十分安心できると認識できるようになります。おもちゃでなくとも、ブランケットやクッション、小さいベッドなども有効です。
また、寝る場所内でおもちゃ遊びができるようになれば、その場所は十分安心できると認識できるようになります。おもちゃでなくとも、ブランケットやクッション、小さいベッドなども有効です。