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猫シェルターってなに?国内外の特徴的な猫シェルター5つを紹介!

更新日:2024年11月14日

捨て猫や野良猫を保護する施設、猫シェルターについて紹介する記事です。猫シェルターを運営するメリットやデメリットに加え、海外での特徴的な猫シェルターについてもご紹介します。猫シェルターの運営の仕組みや課題について知ることで、猫に優しい社会の実現を目指しましょう。

猫シェルターってなに?国内外の特徴的な猫シェルター5つを紹介!
猫庭の特徴は、なんといっても旅館の敷地内にあることでしょう。旅館の中庭に猫専用の家があり、旅館を訪れたお客さんはロビーや客室から猫庭の様子を見ることができます。

直接猫とふれあうには、毎週日曜日に開催されている譲渡会に参加する必要があります。

建物には貨物コンテナを利用

猫庭が特徴的なもうひとつの理由は、建物にJRの貨物コンテナが使われていることです。

コンテナを利用しているとはいっても、内装は猫に優しく木材が使用されており、エアコンまで完備されています。

建物の一面はガラス張りになっているため、旅館に来たお客さんがロビーや客室から猫たちの姿を眺められるところもポイントです。

ティアハイム|ドイツ

ドイツはヨーロッパの中でも動物愛護先進国として有名です。ティアハイム(Tierheim)はドイツ語で「動物の家」という意味で、ドイツ国内に1000以上の施設があります。

中でもティアハイム・ベルリンはヨーロッパ最大級の施設で、広大な敷地面積で数多くの動物を保護しています。

猫の他にも多種多様な動物を保護

ティアハイムで保護されているのは、ペットとして一般的な犬や猫だけではありません。

リスやウサギなどの小動物、鳥、ブタなど多種多様な動物がおり、中にはヘビやイグアナなどの爬虫類まで保護されています。動物の種類が多様でありながら、各ケージ内は常に清潔に保たれています。

また譲渡率は9割以上と高く、重い病気にかかった場合の安楽死などの例外を除いて、原則として殺処分ゼロの方針です。

厳密な譲渡条件

譲渡率が高いと言っても、譲渡条件が緩やかなわけではありません。家族構成や家を空ける時間などが厳しくチェックされ、スタッフとのカウンセリングやトライアルを経てようやく譲渡が決まります。

譲渡条件の厳しさは日本の猫シェルターも同様ですが、日本と比べてドイツにはシェルター文化が根付いています。

シェルターを訪れることが日本でも、もっと一般的になれば、猫にとってより幸せな社会になるでしょう。

ザ・トッレ・アルジェンティーナ・キャット・サンクチュアリ|イタリア

ザ・トッレ・アルジェンティーナ・キャット・サンクチュアリは、ローマの「アルジェンティーナ神殿跡」に作られた猫シェルターです。

神殿跡では猫が気ままにくつろいでいます。そのため、世界中の猫好きが訪れる観光スポットでもあります。

イタリアでは野良猫は「自由猫」と呼ばれています。その名のとおり猫が自由に歩き回るこの場所は、まさにキャット・サンクチュアリ(猫の聖域)と言えるでしょう。

神殿跡の地下に猫シェルターを設置

猫シェルター自体は、神殿跡の地下に設けられています。病気や避妊前の猫はケージに入れられていますが、それ以外の猫たちは猫シェルターを自由に出入りしています。

猫カフェのように自由に猫とふれあえるのが魅力です。また、シェルターで販売されているお土産を買えば保護施設の運営資金となり、支援ができます。

ボランティアは世界各国の有志

施設ができたきっかけは、1930年代に始まった遺跡の発掘調査です。遺跡に住み着いていた野良猫を保護する目的で、ボランティアによる施設の運営が始まりました。

観光地という特性もあってか、現在では世界各国からボランティアが集まり、日々シェルターを運営しています。

ボランティアだけでなく猫たちの引き取りについても、イタリア国内外から問い合わせがあるそうです。

ザ・キャット・ボート|オランダ

オランダは運河で有名で、ハウスボートという居住用の船で暮らす人もいます。

運河の街アムステルダムには、猫専用のハウスボートがあり、保護猫たちが暮らしています。

猫シェルターとして運営されていますが、イタリアの保護施設と同様、世界中から猫好きが集まる観光スポットにもなっています。

運河上に猫シェルターを建設

キャット・ボートは、1960年代にある女性が野良猫を自宅に引き取ったことから始まりました。

それ以降、猫を保護してくれる人がいるといううわさが広まり、捨て猫が彼女のもとに届けられるようになります。

次々と増えていく野良猫の居住スペースを確保するため、運河上のボートハウスを猫シェルターとして使うようになります。

創設者の死後はスタッフとボランティアで運営され、現在に至ります。

訪問可能時間は2時間|猫の負担を考えての考慮

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初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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