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【オスメス別】文鳥の平均の寿命・症状・年齢・最長|産卵/野生

更新日:2020年09月19日

文鳥は、小柄で可愛らしく、昔から日本で愛されている飼鳥の1つです。小柄だと寿命が短いイメージをされることもありますが、文鳥の平均寿命はどのくらいなのでしょうか。オスメス別で違うのか?産卵や野生の要素で違いは?注意したい点などについてを、説明しています!

【オスメス別】文鳥の平均の寿命・症状・年齢・最長|産卵/野生

オス・メス別で違う?文鳥の平均寿命

文鳥(ぶんちょう)は小型の鳥類で、日本ではペットとしてがあります。昔から飼っている人が多いとされていますが、その平均寿命はいったいどのくらいなのでしょうか。

オスとメスで寿命が違ってくる動物もいますが、文鳥に関しては性別で寿命に大きな差が出ることは無いと考えられています。卵を産むことが多かったメスは寿命が多少短くなる可能性があるようですが、基本的にはそれほど変わりません。それでは、文鳥の平均寿命を見ていきましょう。

平均寿命

文鳥の平均寿命は、7年〜8年です。7年〜8年くらいに寿命となる文鳥もいますが、この年齢から老化が始まり、10年以上生きる文鳥も少なくありません。環境や食事といった基本的なことによほどの問題があったり、天性的に体が弱い場合以外は、短くても5年〜6年は生きるとされています。

孵化から成鳥になるまでの期間

文鳥は、孵化してから半年で成鳥(大人)になります。孵化してから2週間〜3週間の間は、さし餌(口元に食べ物を運んであげること)が必要です。孵化後4週間程で羽毛が生え揃い、幼鳥期に入ります。羽をバタつかせたり、自分でご飯を食べられるようになります。飛べるようになれば、さし餌は全く必要なくなります。

孵化後3ヶ月を過ぎた頃になると、ヒナの羽毛が成鳥の羽毛に生え変わります。見た感じは成鳥とよく似ていますが、まだ子どもの状態です。孵化後半年くらいで、成鳥として自立します。成鳥期に入ったら、5歳くらいまで繁殖活動が可能になります。

ヒナの時に死亡率が高い

文鳥は、ヒナ期に病気によって亡くなるケースがとても多いです。半年で大人の状態になるのは、他の動物と比べても早い成長速度になりますが、その間に亡くなってしまう文鳥が多く、ヒナの間は特に飼育環境や食事などに気を付けて、病気にならないように注意を払う必要があります。

成鳥になれば、ヒナ期と違い病気にかかりにくくなります。しかしながら、飼育環境や食事などが良くない状態にあると、成鳥でも病気になりますので、油断せずに適切な飼育環境や食事などを意識してください。

文鳥は産卵すると寿命が縮む?

文鳥のメスは、孵化後5年〜6年目くらいで、産卵活動の終わりを迎えます。これまで産卵活動をしてきた文鳥は、産卵活動から7年目になると老化現象が多くみられるようになります。平均寿命からすると、7年目で老化現象が見られるようになることはごく普通のことなので、産卵によって寿命が縮むといったことは無いでしょう。

文鳥の中に卵ができた時には、ちゃんと産ませてあげることが大事です。お腹の卵を出さないでいると、かなり苦しい状態(卵詰まりの状態)になってしまいます。そうなると死の危険性が高くなるため、ヒナを育てる気が無いのであれば、オス文鳥とメス文鳥の接触が無い飼育環境にしてください。

野生の文鳥と平均寿命に違いはある?

野生の文鳥は、そもそも日本には存在していません。現在の日本で見かける野生と思われる文鳥は、もともとどこかで飼われていた文鳥であり、その中から逃げた文鳥が野生化したものだと言われています。そのため、ペット用としての文鳥と平均寿命は変わらない(7年〜8年)と言えます。

野生の文鳥が生息しているのは、インドネシアです。日本に輸入されているペット用の文鳥もインドネシア産がほとんどですが、日本にも文鳥の繁殖をしている業者があるため、出生に関しては日本人の名前や日本の地名が記載されていることもあります。

最長記録とされる文鳥の寿命は?

文鳥の平均寿命は7年〜8年ですが、世の中には平均寿命よりも遥かに長生きした文鳥の記録が存在しています。

ギネス記録のような公式記録では無いが18年生きた文鳥がいる?

公式な記録ではありませんが、18年も生きた文鳥がいたという記録が残っています。文鳥の平均寿命である8年は、人間の年齢に換算すると85歳になると言われています。そのことからすると、文鳥の18年は人間年齢の120歳です。とても長生きな文鳥だということがわかります。

どんなに文鳥にとって良い環境や良いご飯を与えていたとしても、ここまでの年齢まで長生きさせることができるケースは、ほぼ無いと言っても過言ではありません。18年、すなわち120歳まで生きた文鳥は、その個体自身が持つ生命力も高かったのではないかと考えられます。そこに、飼い主さんの適切な飼育が相まって、驚異的な最高寿命を記録したのでしょう。

文鳥に種類別の寿命はある?

一言に文鳥と言っても種類が豊富なので、人によってイメージする色も違うでしょう。寿命に関してですが、種類によって寿命が違うことは明確ではありません。しかしながら、体の丈夫さは種類によって違うと言われています。

日本で一般的な種類は、白文鳥・桜文鳥・シルバー文鳥・シナモン文鳥です。他にも種類は存在しますが、これらが基本的に飼いやすいとされている種類になります。その飼いやすさから、日本で一般的な種類となっています。初心者でも飼いやすい4種類ですが、寿命に関係するといわれる体の丈夫さは、どのように違うのでしょうか。

丈夫なのは桜文鳥と白文鳥

この中で最も丈夫な種類と言われているのは、桜文鳥です。並文鳥と白文鳥の掛け合わせによって誕生した種類で、原種に最も近いことから色素が濃く、丈夫です。白文鳥も桜文鳥と同じように丈夫とされます。

紫外線に弱いシルバー文鳥とシナモン文鳥

シルバー文鳥とシナモン文鳥は、一部のメラニン色素を欠いているため、色素が薄い種類になります。色素が薄いと直射日光などの紫外線を含む光に弱く、悪影響になります。少しは日光に当てた方が良いのですが、長時間の日光は禁物です。

その症状で分かる?寿命に関わる危険性とは!

文鳥に何かしらの症状が見られた時には、寿命が近い可能性が考えられます。しかしながら、早めに気付いて対処をすることで、そこで寿命が来ることを避けられる可能性もあります。では、文鳥に起きることがある症状を、死につながる危険性の有無と共に見ていきましょう。

動きが少ない(動きが鈍い)

いつもより動きが少ない、あるいは鈍い場合、何かしらの不調を抱えている可能性があります。それは病気のこともあれば、ちょっとした体調不良のこともありますが、いずれにしても心配なので様子を見てください。また、前かがみの姿勢をしている・体勢が傾いている・姿勢が悪い時も注意が必要です。

羽毛が膨らんでいる

鳥が羽毛を膨らませているのは、寒いからです。文鳥がいる環境の温度が寒い場合は、温度調節をしましょう。温度には問題が無いのに羽毛を膨らませている場合は、「具合が悪いから体温が低下しないようにしている」可能性があります。様子を見て体調が悪そうであれば、動物病院で診てもらいましょう。

食事の減りが悪い(または、いつもより食欲旺盛)

食事をいつもよりたくさん残している場合、具合が悪い可能性があります。人もそうですが、具合が悪い時には食欲が湧きません。文鳥も、その状態になる時があります。また、逆にいつもより食欲旺盛な場合も、体に何かしらの異常が起きている時です。考えられる異常は、「体温維持がしにくい状態にある」ということです。

体温維持は生命維持につながることなので、それがしにくいのは大きな問題になります。食欲の減り具合は、健康を知る上で大事な情報になるため、与える量は毎日同じであることが望ましいです。

急激な体重増加

短期間の内に急激な体重増加が起きた時には、何かしらの問題が体内にあると考えられます。見た感じは分かりにくいのですが、手に乗せた時にはズッシリした感じが分かります。手に乗せたところで分からない場合もあるので、定期的に体重測定をすると良いでしょう。

口呼吸をしている

口呼吸は、文鳥の通常の呼吸法ではありません。文鳥は鼻呼吸が通常なので、口呼吸をしている場合は「風邪のような状態」にある可能性があります。初期症状はクシャミ・鼻水などですが、進行して病状が重くなってくると、肺炎や気管支炎を起こします。体力低下・栄養不足・高齢などの理由で風邪のような状態になりやすくなるため、注意していください。

予防方法は、飲み水を切らさない・湿度60%以上で保つ・ゲージ内とゲージ周辺を清潔に保つことなどです。とにかく、水分不足にならないようにする(乾燥しないようにする)ことが大事です。

すでに風邪のような状態になっている場合、軽症状であれば32度くらいで保温します。その後、少しずついつもの温度に戻すと良いでしょう。クシャミや鼻水だけでなく、呼吸が苦しそうな場合は、できるだけ早く動物病院で診てもらう必要があります。

目がパッチリ開いてない

目や目の周辺が腫れている・目をパッチリと開けることができていない場合は、目に何かしらの異常が起きています。原因として考えられるのは、ホコリなどの異物・細菌感染などを理由とする腫れ・怪我です。この状態の予防方法は、飼育環境を清潔にしておくことです。治療を受ける場合は、点眼剤・飲み薬などの薬物治療が基本になります。また、栄養管理も大事です。

クチバシや脚の色がいつもと違う

個体によってもともとの体色は多少異なりますが、クチバシや脚といった羽毛に包まれていない部分の色がいつもと違う場合は、何か起きているサインです。色がいつもより白っぽい場合は体調不良の可能性が、色がいつもより紫に近い場合は危険とされています。ただ、換毛期や寒期には少し色が薄くなるため、見極めが重要です。

クシャミ・鼻詰まり・ズーズー音がある場合は、鼻炎の可能性が疑われます。いずれにしても、細菌に対する抵抗力が低下している状態です。食事の栄養バランスが悪い・飼育環境が悪いという可能性もありますので、その辺を見直しましょう。体調が悪そうな時、心配な時には、動物病院で診てもらう方が良いでしょう。

汚れなどが付いている

目・鼻・クチバシ・肛門の周辺に何か付いている・汚れている場合は、病気の可能性があります。原因が蓄膿症である場合は、口から粘り気のある膿が出てくることもあり、蓄膿症の多くは風邪などの原因となります。口に見られる膿は、綿棒を使って取り除いてください。治療法は原因によって異なりますが、点鼻薬か抗生物質が基本です。

白内障になっている

文鳥は、孵化後8年前後で白内障になる個体が多いです。白内障になると視界が見えにくくなるため、飛ぶことが下手になったり、どこにいてもじっと寝ている姿が多く見られるようになります。視界の悪さから動きが鈍くなると、筋肉が衰えて寿命が来る可能性もあります。

病院で処方される点眼剤での治療も可能ですが、体力が衰退しつつある年齢での治療は、文鳥にとってかなりのストレスとなります。無理は禁物なので、治療については飼い主さんの判断によります。

文鳥の寿命を人間年齢に換算する時の計算方法!

孵化後1ヶ月目=10歳です。その後は、1ヶ月につき1歳プラス(2ヶ月目11歳・3ヶ月目12歳・4ヶ月目13歳といった感じ)になります。半年で、15歳です。1年経つと、21歳になります。1年を過ぎたら、その後は1年=9歳プラスで計算していきます。そうして、2年で30歳、3年で39歳となります。

孵化後1ヶ月(10歳)

孵化後2ヶ月(11歳)〜孵化後1年まで、1ヶ月=1歳計算。

孵化後1年(21歳)

孵化後2年(30歳)以後、1年=9歳計算。

文鳥とセキセイインコはどっちの寿命が長いのか?

文鳥の平均寿命は7年〜8年、セキセイインコの平均寿命は7年〜8年です。寿命に関しては変わりがないようですが、性格面では違いがあります。セキセイインコは人懐こく、好奇心も旺盛で、 割と鳴きます(喋ります)。文鳥は明るいタイプですが、鳴き声が小さいのでマンションなどで飼うのにも向きます。

文鳥の平均寿命は7年〜8年!小柄だけど長く生きてくれます

これまで文鳥の寿命について紹介してきましたが、いかかでしたでしょうか。ペットとして飼われる率が高い犬や猫の寿命は約10年なので、それを考えると、文鳥の平均寿命8年は十分な期間と言えます。動物は小柄な方が寿命が短いこともありますが、文鳥に関しては短くないため、ペットとして・家族として共に過ごす時間は十分にあります。

どんな生き物でもいつかは寿命が来ます。できるだけ長生きしてもらえるように、飼育環境を適切にすること・食事の栄養バランスを気を付けて免疫力を落とさないようにすること・適度なコミュニケーションを図ること・いつも様子を観察すること・健康管理をすることなどが大事です。

初回公開日:2018年02月10日

記載されている内容は2018年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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